概要
血界戦線関連のイラストの中で、レオナルド・ウォッチが三角関係の中心になっており、その相手がクラウス・V・ラインヘルツとスティーブン・A・スターフェイズを指す時に用いられる作品につけられるカップリングタグ。
その関係は三人仲良くお付き合いしているほのぼのとしたラブストーリーから、クラウスとスティーブンが親友であり、リーダー・副官という立場故の複雑な想いを抱いた三角関係、果てには病んでしまう話など、投稿数は少ないが内容は十人十色であり奥が深い。
個々でも素晴らしいクラレオ(BBB)とスティレオだが、上司サンドにすることでまた新たな可能性が広がった……と思える人はおそらく少なくは無いはずである。
尚、投稿の際は腐界戦線を用いるのが望ましい
関係性
1話でレオナルドとミシェーラの話を聞き、光を差した上で裏家業であるライブラに引き入れたのがクラウスならば、
2話でチェスしているシーンから悪意ある言い方ではあるが『例え神々の義眼があったとしても一般人であるレオナルドが危険なことには変わりない』と案じてくれていたのがスティーブンである。
この距離は関係性にもよく現れており、クラウスの「レオナルド君」、スティーブンの「少年」呼びから解るように、クラウスはレオナルドに尊敬される側として近い存在、逆にスティーブンはライブラの中である意味一番レオナルドに遠い存在と描かれている。
しかし、3巻、スティーブン回『Day In Day Out』後、徐々にスティーブンは『レオナルド』呼びしていくようになり、関係性が近づいていく。
最終的に双方とも「レオ」と呼ぶまで近い関係となる。
ネタバレ
7巻『マクロの決死圏』ではスティーブンに相談するレオナルドが見られ、1巻からは信じられないくらい距離が近くなっている事が伺える。また、8巻『王様のレストランの王様』ではクラウスが『レオ』呼びになっており、レオナルドの帰りが遅いことに気付くなど、クラウスがレオナルドのことをいかに気にしているのかが伺える。
更にはラストでクラウスとスティーブン二人揃って室外でレオナルドを待っていたことからまったく距離感も、レオナルドに対しての認識も違う二人がレオナルドを大切に思っており、レオナルドも二人を信頼できるのかがこれまでの巻数で伺える。
これらを前提に8巻『幻界病棟ライゼズ』にて二人が3年前倒すことが出来なかった血界の眷属をレオナルドが謂名を読んだことにより倒すことが出来た。
これは二人がずっと胸に刺さり続けていたしこりをレオナルドによって無くすことが出来たといっても過言ではない。
10巻『妖眼幻視行』の184Pからはレオナルドはその場にいないものの、二人がいかにレオナルドを大切に思っているのかよく解るシーンであり、上司サンド好きとしては必見のシーンである。
買ってない人は是非買うか、円盤を買って二期を祈るかすることをお奨めする。
公式からのネタ提供
なんと、上司サンドでクラウスとレオナルドがゲームをして、その隣で新聞を読むスティーブンというイラストがある。
また、直接キャラとは関係ないが殴ラジ第6話は上司サンド3人の中の人が揃っているのでぜひ聴くことをお奨めしたい。
外部リンク ←これは血界戦線の公式がツイートした画像(『血界戦線 & BEYOND』BD & DVD アニメイト 全巻購入特典「描き下ろし全巻収納BOX」絵柄)。スティーブンとレオが一緒にソファーに座り、クラウスがレオに水を渡そうとしている。