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ノウンスペースの編集履歴

2020-03-08 23:05:11 バージョン

ノウンスペース

のうんすぺーす

「ノウンスペース」とはアメリカの小説家ラリー・ニーヴンによるSF小説シリーズ。

概要

「ノウンスペース」とはアメリカの作家ラリー・ニーヴンによるSF小説シリーズ。シリーズ名のノウンスペースとは、既知空域を意味し人類が進出している領域を指す。超巨大人工建造物「リングワールド」、絶対に壊れない宇宙船の船殻を売っている「ゼネラル・プロダクツ」、時を封じ込める力場「停滞フィールド」などが有名。

主な種族と登場人物

人類

宇宙へ進出しており、人類の活動領域は既知空域《ノウンスペース》と呼ばれているl

宇宙航行技術、高度な臓器移植技術、細胞賦活剤、転移ボックスなどを持っている。

黒人、白人、アジア人が希釈された平地人(フラットランダー)、高重力惑星ジンクスに定着しているジンクス人などの人種がいる。

ルイス・ウー

200歳の冒険家。髪は辮髪にしている。パペッティア人のネサスに連れられリングワールドへと向かう。

ティーラ・ブラウン

若い女性。奇妙な幸運の持ち主。出生の秘密を理由にパペッティア人のネサスにスカウトされる。

パペッティア人

3本の脚がついている馬のような胴体から、2本の蛇のような腕兼頭が生えている種族。

2本の腕兼頭の先にある一つの目でものを見て、こぶ状の唇と二又に分かれた舌をものを持つ。脳は頭ではなく胴体の中に収まっている。背中に生えているたてがみを編んで社会的地位や役職を示す。2人の男性と1人の女性がつがいになって繁殖を行う。

性格は非常に臆病で慎重。銀河を股にかける商業ネットワークを構築していたが、一部のパペッティア人を残してノウンスペースを去った。人類など異種族の前に姿を表すことができるパペッティア人は、彼らの社会では重度の精神障害者のように見なされている。慎重が美徳とされるパペッティア人の社会では、危険を犯すような気質は本来ありえないはずだからである。

ネサス

リングワールド調査の指揮を取るパペッティア人。背中のたてがみはボサボサ。

低い女性のような声で話す。躁鬱気味で鬱期に入ると頭と脚を折りたたんでボールのようになったまま動かなくなる。セックスのことについては奥手なたち。

至後者(ハインドモースト)

パペッティア人の指導者。背中のたてがみを編み込んだり染めたりしている。至後者とは後ろで指令を出す者というような意味。

クジン人

二足歩行の猫のような種族。

非常に獰猛で好戦的な気質を持つ。かつて人類との間で戦争があったが敗れる。貴族や社会的地位を持たない者は名前を持たず役職名で呼ばれる。

〈獣への話し手〉(スピーカー・トゥ・アニマルズ)

外交官的な役職を持つクジン人。ネサスにスカウトされリングワールドに赴く。クジン人らしく武闘派で宇宙船を乗っ取ろうと企てるが阻止される。

ハミイ

スリント人

高度な精神操作能力で20億年前に星間帝国を築いていた種族。奴隷使い(スレイヴァー)とも呼ばれる。

全身は緑の鱗。目は大きな単眼。口の横には食事用のひげが付いている。身長は人類よりも低い。

星間帝国は崩壊したが、彼らが残したテクノロジーは今も残されている。


技術

停滞フィールド

時間の流れを曲単に遅くさせる力場を発生させるテクノロジー。境界面はあらゆる波長の電磁波を跳ね返すため鏡面状。生命体の安全性を確保する緊急装置のように使われる。

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