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SAMURAI7の編集履歴

2011-09-09 09:16:11 バージョン

SAMURAI7

さむらいせぶん

「SAMURAI 7」とは、制作のオリジナルアニメ、およびそれを原作とするアニメである。

お久しぶりに…

SAMURAI 7』(さむらいせぶん)は、日本のテレビアニメである。

本作は黒澤明監督作品『七人の侍』(1954年公開)から50周年を記念して2004年にリメイクされたGONZOによるフルデジタル・アニメーションで、最初からハイビジョン・フォーマット、5.1chドルビー・サラウンドで制作されている。全26話。2008年11月に新宿コマ劇場にて舞台化。


アニメ前半は原作を大方なぞっているが、後半は完全オリジナルである。

あらすじ

人類は数々の大戦を経て、機械化文明と農耕文明が入り混じった混沌とした時代にあった。

大戦が終了してしばらく後の事、コメの刈り取りの時期に現れては村を襲い、コメを略奪する野伏せり(のぶせり)を撃退すべく、神無(かんな)村は密かにサムライを雇う事を計画する。村の水分り(みくまり)の巫女であるキララは自ら願い出てサムライを探しに、街の虹雅渓(こうがきょう)へ出る。


主要登場人物

  • カンベエ…ウェーブ掛かった長髪を持つ男性。サムライ達のリーダー格で多くの戦場をめぐった経験から、文武両道に長けた人望あるサムライ。ただし参加した戦は負け戦ばかりである。愛刀を用いた一刀流だけでなく、戦いの最中で手にした刀で二刀流も行う。勝つ為なら、時には卑怯な手段も厭わない策略家でもある。何処か達観した風情を構えており、その行いには人によっては納得のいかない所もあるかもしれない。

  • カツシロウ…緑の長髪を一つに結った青年。高名な武家の生まれだが、そこを抜け出して来た、未だ武者修業中の若いサムライ。偶然出会ったカンベエに感服して弟子入りを願い出る。断られたものの、カンベエのことを「先生」と呼び慕う。全体的に能力は高いが、実戦経験が皆無である上、甘い性格のため、戦闘ではほとんど役に立たない。物語中、何度も迷い、揺らぎ、失敗し、それを乗り越えて成長する、一番の主人公的存在。

  • キクチヨ…機械のサムライ。機械であるが、人間よりも人間臭さを見せ、食事も普通に摂れる。身の丈は普通の人間より一回り大きい。剣の腕はいまいちだが、豪腕に物を言わせて大刀を振るう。怪力の持ち主でもあり、また、その身体は非常に頑丈で、首と体が離れても問題なく行動できる。豪放で猪突猛進な性格のトラブルメーカー。ぶっきらぼうだが温かい心を持つ。コマチと相性が良く、また、面倒見が良いため村の子供たちからも慕われている。実は、農民の出であり、サムライの証として所持している家系図は拾った物である。

  • ゴロベエ…色黒に白髪の、顔に傷がある男性。カンベエが腕を見込んだサムライ。大戦後は大道芸で生計を立てていたため、非常に能弁で、明るい性格。見切りの達人で、弓や弾丸などをいとも簡単に避け、手で握って止めることすら可能。それを用いて生きるか死ぬかの命の賭け合いを好んでいて、戦闘中に昇天することもしばしば。命を賭けずとも、普通に賭けごとが好きな様子もある。口癖は「ご冗談を」。

  • シチロージ…黄色い髪を後ろで三つに結い分けた特徴的な髪型をした男性。頭に白い布を巻いている。大戦中はカンベエの副官として常に共に戦場にあったサムライで、長年苦楽を共にしてきた事から、カンベエには「古女房」と例えられた。そのため、カンベエと二人で行動し、阿吽の呼吸を見せることもしばしば。左手は義手でワイヤーが仕込まれている。基本的には愛用の得物を用いた槍術が得意だが、他にも色々な武器を使いこなす事が出来る。大戦後は、脱出ポッドごと川を流れている所を拾われたユキノの蛍屋で太鼓持ちをしていたため、郭(くるわ)言葉が身に付いている。そのユキノとは恋仲であった。川を流れて来た事から、ヘイハチに桃太郎のようだと言われ、コマチにつけられたあだ名は「モモタロウ」。

  • キュウゾウ…横に広がった黄色の髪に赤い服の男性。アヤマロの護衛に雇われていた二刀流の使い手で、刺客としてカンベエと切り結ぶが決着がつかず、神無村の一件が片付くまで勝負はお預けになる。当初は敵の立場だったが、その後アヤマロ一味から離反し、カンベエとの決着をつけるために一行に協力・同行することになる。実力は七人の中でも最強を誇り、カンベエを凌ぐほどの剣の達人で、斥候としても活躍する。無口で冷静沈着であるが、決して冷酷な性格では無い。

  • ヘイハチ…オレンジ色の髪をした小柄な青年。カンベエが見込んだ二人目のサムライで、刀の柄にてるてる坊主をぶら下げている。常に無邪気な笑顔を湛え、丁寧な敬語で話す陽気なムードメーカーだが、怒ると笑顔が消えて両目が開き、淡々とした厳しい口調に変わる。とある過去の経験から仲間意識が強く、裏切りや内通は決して許さない。大戦中は手先が器用なことから工兵だったため人を斬った経験は無いが、剣の腕は一流で、カツシロウと違い、初めて人を斬った時も臆することは無かった。工兵だった経験を生かして、戦闘における様々な機械の扱いを任される。大の米好きで、産地にも拘り、食べただけで水質を当てる程。また、米に関するエピソードにも詳しい。


  • キララ…茶色の長髪を持った少女。神無村の「水分りの巫女」。水晶の振り子を用いて水脈を占う事が出来る他、その振り子を用いれば、水を通して遠くの土地の事もぼんやりと感じ取れたり、探し物を見つけたりすることも出来る。村を守るためのサムライを雇いに、町に出て来た。芯がしっかりしていて礼儀正しいが、やや頑なな節もある。

  • コマチ…キララの妹。まだ幼い無邪気なちびっ子で、町見たさにキララについて来る。「~です」という語尾が特徴。キクチヨを気に入って子分にするが、その影で淡い好意も抱いている様子。
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