ゲーム中盤から登場する敵エース部隊『黄色中隊』隊長。
灰系三色のスプリッター迷彩と黄色の塗装が施されたSu-37を駆り、5機編成で幾度と無くメビウス1をはじめとしたISAF空軍の前に立ちはだかる。
他機とは一線を画する機動でプレイヤーを苦しめるが、戦争の最終局面、ファーバンティ攻防戦でメビウス1と交戦、戦死した。
本作における主人公のライバル格として人気が高い。
サイドストーリーにも主要キャラクターとして登場し、サイドストーリーの語り手である『少年』や、彼の憧れのひとである酒場の娘と親密な関係になっていく。
撃墜数よりも僚機を死なせないことを誇りとし、病院の屋上に高射砲陣地が建築されたことに憤るなど誇り高い軍人だったが、その一方、自分たちエルジア軍が他国にとっては侵略者に過ぎないことに無頓着な一面もあった。
モデルとなったのは黄色の14ことハンス・ヨアヒム・マルセイユ。
同じように編隊で飛びながらも彼が操る機体のみが鋭く飛行機雲を引くというエピソードは彼に由来とされている。
僚機を死なせないことを誇りとする、誇り高い騎士道精神など、ドイツ空軍のエースを混ぜているとも言われている。
PS4版エースコンバット7 コレクターエディションに付属する「ACES at WAR A HISTORY 2019」内短編集「白いノート」では黄色の13の04以前が描かれる。
なお、ユリシーズ落下以前のエースコンバットZEROと04の間の時期(1997〜8年ごろ?)になる「エースコンバット3D」にて、エルジア出身とされるエースパイロットのエドガー・グリントが「エルジア軍にもいるぞ、君のような若いエース候補がな。」と述べており、大陸戦争の6、7年前の時点で頭角を現し始めている事が窺える