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黄色中隊

きいろちゅうたい

黄色中隊とは、ゲーム『エースコンバット04』に登場するエルジア空軍のエース部隊。出撃時は常に5機編隊で出撃する。別名「アクィラ中隊」。
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黄色中隊

概要編集

黄色中隊とは、『エースコンバット04』に登場するエルジア空軍第156戦術航空団に所属するエース部隊。灰系三色のスプリッター迷彩の機体に主翼の両端と下部の黄色いカラーリングが特徴で、五機編隊のSu-37で構成される。エンブレムには鷲と5機の機体、鷲座(アクィラ)が描かれている。


ストーンヘンジの防衛を担当しているが、大陸に進行してきた敵の迎撃も行う場面もある。

ISAFによる第1次ストーンヘンジ攻撃の際は、戦闘爆撃機F-15E×12機と、その護衛機F-15C×12機で編成された選抜パイロットによる最精鋭のISAF特別攻撃部隊を、わずか5機編隊で全滅させた実績を持ち、エルジア軍はもちろんISAFにもその存在が知れ渡っていた。

エルジアが占領した中立国サンサルバシオンの首都サンサルバシオンの南部にて、建設中だった高速道路を野戦滑走路として使用、ストーンヘンジ防衛だけでなく他地域の制空任務にも駆り出されるようになる。

しかし、コモナ諸島における空戦により1機が被弾したのを皮切りに、ストーンヘンジ防衛戦の際にメビウス1との戦闘による黄色の4の戦死や熟練隊員の引き抜き、未熟な補充員の配属、更には物資の不足や燃料の純度が悪くなるなど、エルジア軍の戦況が不利になるにつれて部隊は弱体化していった。

本拠地であったサンサルバシオンでは分散配置を強いられた事情もあり、多くが被撃墜。首都ファーバンティ防衛戦では、メビウス1との交戦により出撃した5機全機が撃墜され、黄色中隊は部隊として消滅する。


エルジア軍がISAFへ降伏した後、あきらめきれない若手将校らがクーデターを起こした際は、黄色中隊カラーに染めたSu-37を駆り出してくる。ISAFを「敵は全部黄色だ!」とでも驚愕させたかったのだろうが、現れたISAF機はまさかの「敵は全部リボン付き」で大いに焦る事態に陥る。

当然パイロットの腕は本家に到底及ばず「ああ!ジャン・ルイがやられた!」なる名言(迷言)を生み出す、残念な結果に終わった。


登場ステージ編集

MISSION 05:100万バレルの生命線 -LIFE LINE-編集

初登場ステージ。石油製造施設を破壊すると出現。

このステージでは黄色中隊は無敵なので、いくら攻撃しても意味はない。管制官のスカイアイすら交戦許可を出さず、直ちに撤退するよう連呼してくるので、おとなしく撤退命令に従うことになる。


MISSION 08:ソラノカケラ -SHATTERED SKIES-編集

攻撃部隊の中に最初から黄色中隊がいる。

今回は攻撃が有効で、撃墜こそできないが被弾させてある程度ダメージを与えれば撤退する。

他の敵機も多いので、黄色を積極的に狙うよりもチャンスがあったときに黄色を攻撃する、くらいでもいいだろう。


MISSION 12:ストーンヘンジ攻撃 -STONEHENGE OFFENSIVE-編集

ストーンヘンジを全て破壊すると増援として出現。

今回は撃墜が可能で、1機撃墜すると全機が撤退する。ちなみにどのSu-37を撃墜しても黄色の4が落とされる。


MISSION 15:解放 -EMANCIPATION-編集

今回もMISSION 08同様、最初から黄色中隊が配置されている。

今回は全機撃墜が可能だが、制限時間の割に敵が非常に多いミッションなので、黄色の撃墜を積極的に狙うよりも邪魔ならば仕留める、くらいの対応でよい。


MISSION 17:ファーバンティ包囲戦 -SIEGE OF FARBANTI-編集

エルジア首都ファーバンティにおける最終決戦。

2次ミッションで増援として出現する。今回は黄色中隊を全機撃墜しなければならないが、うるさいザコはいないので黄色との戦いに集中できる。その分手強いが……。


MISSION 18:メガリス -MEGALITH-編集

メガリスでの最後の戦い。

ご存じジャン・ルイ一派が黄色中隊カラーのSu-37で出てくるが、ファーバンティ包囲戦での本家黄色中隊と比べると悲しいほどに弱い(それでも放っておくと味方機が落とされるが)。

数だけは多いのでそれだけは鬱陶しいが、F-22などが持つXMAAなどでまとめてロックオンし、複数叩き落としてしまう芸当も可能だったりする。


シリーズへの影響編集

エースコンバット5』ではネームド機YELLOWを撃墜すると黄色中隊カラーが使用可能に、『エースコンバットZERO』でSu-37のマーセナリーカラーで黄色中隊のペイントができたり、『エースコンバット6』でSu-33用とF-15E用の黄色中隊のカラーリングがダウンロード配信されるなど、その後のシリーズにもさりげなく登場している。

アサルトホライゾン』では上位機体であるSu-35や、似たカナード付フランカーのSu-33が登場しているが、DLCとしてSu-37が配信され、カラーパターンの1つとして黄色中隊カラーが選択可能となっている。

『エースコンバットX2』のSPミッションでYELLOW 13が敵として登場している。


『エースコンバットZERO』では他にも黄色中隊と同じく翼端を黄色くペイントしたSu-37で構成された「ゲルプ隊」が登場。2機編成で格闘戦を得意とし、後方に向けてミサイルを発射する変則的な戦法が特徴である。

黄色中隊との相違点は迷彩がグレー系ではなくブラウン系になっている点。


エースコンバット3D』では後にエルジアでは部隊名に鳥の名をつけるのが流行った経緯や、エルジア出身のエドガー・グリントのセリフから、後の黄色の13と思われる「エルジアの若いエース候補」の存在が語られている。

Su-37のC:02で黄色中隊仕様のカラーリングを再現することも可能。


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