「世界のぜんぶが敵に回っても、おまえが一緒にいるなら、おれは幸せだから」
概要
スマホアプリ『あんさんぶるスターズ!』のキャラクター、
ともにユニット『Knights(あんスタ)』に所属し、レオの長い不登校期間には泉がリーダー代理を務めた。
関連ストーリー
以下、主なイベントを時系列順に記載する。
「あんさんぶるスターズ!」
追憶*モノクロのチェックメイト
高校2年生のレオと泉の関係を垣間見ることができる。レオは元々自分の感情をオープンにしがちだが、泉には直球で愛を叫んでいる。むしろ2年のレオは泉にのみ愛を叫んでいる。泉もレオの入院中は毎日足を運ぶなど細やかな愛情を見せる。ストーリーの山場となるライブでは、レオが全力で泉に愛を叫び、泉は嵐に「まるで好きな人からプロポーズされたみたいな顔」と揶揄されていた。本編のみならずプロデュースコースではレオ視点の泉、泉視点のレオを見ることができる。一例を挙げると、選択肢によってはレオの曲に対して「俺は好きだよ」と言った泉に「おれのことも好き?」という直球な質問も浴びせることが可能。これに対する泉の答えは、「十秒以内に着替えないと、れおくんのこと嫌いになっちゃうよぉ?」。十秒以内に着替えないと嫌いになる=今は嫌いではない。なお、泉と付き合いの長い遊木真からは「素直じゃない泉さんが『嫌いじゃない』って言うの、それはもう『大好き』ぐらいの意味だからね」(レクイエム)との証言がある。我々はイベントを走りながら何を見せられていたのだろうか。
あんさんぶるスターズ!3皇帝の帰還 書き下ろし小説『Lionheart』
文庫にして十ページ以上に渡る、月永に対する感情や思い出を振り返る瀬名の一人称小説。前半は月永の思い出を瀬名視点で描写し、後半はDDDの数日前、DDDに参加するための書類にユニットリーダーの判子が必要となり月永家を訪れる。
前半は、レオが泉に「モーツァルトは拝金主義だから嫌い」と言いつつ、モーツァルトが唯一、利益度外視で作曲したとされる「ひとつのちいさな夜曲」になぞらえて「ひとつのちいさな瀬名泉」という曲を作り、笑いながら泉に渡す。その際、モーツァルトへの感情を「もしかしたら、羨ましいのかもしれない」と語った。
後半はレオの妹に存在を認識されるほど月永家に出入りし、更に「泉さんの言うことなら聞くと思うから」とまで言われているため、レオと泉の親密さが家族公認であることが分かる。また泉が、レオが壊れた後でもレオの曲をiPadに入れて持ち歩き、四六時中聴いていることも語られる。一方、当時のレオは禄に食事も摂らず自室に引きこもっており、妹は泉に「ご飯を食べるよう言って欲しい」と泣きつくほどだった。その様子を見て、泉はレオと過ごした青春に見切りをつける。
あいつの紡いだ曲に合わせて歌えることが、俺の幸福だった。
けれど。
あいつの剣は哀しみによって錆びついて、悪意によってへし折られた。
あいつは、もう戦えない。俺たち『Knights』のアンサンブルは――永遠に、完璧なかたちで鳴り響くことはないだろう。欠けて、歪んで、壊れてしまったから。
だけど。あいつが残したものが、ほんのわずかでも残っている。このiPadに、滅びかけの『Knights』のなかに、そして俺の胸のなかにも。
それを抱えて、たとえ虚勢でも誇り高く――死地に赴こう。
石を投げられ罵倒され、唾を吐きかけられたって。
俺が、どれだけ醜く腐り果てて、おぞましい悪行に手を染めたって。
俺のことが好きだって、綺麗だって言ってくれたやつが、たったひとりでもいたのだから。
そして瀬名泉は、DDDで凶行に及ぶ。
スカウト!荒野のガンマン
レオを見かけたと聞いて、クラスメイトとゲーセンに来る泉。日頃から、姿を消したレオに関する情報を集めている様子。
スカウト!コンチェルト
レオが街中を歩きながら、泉のことを考えている。
リメンバー 真夏の夜の夢
通称「スターマイン」と呼ばれるイベント。凜月が真に対して、延々と「泉にとってレオがどれほど大きな存在か」を語ってくれる。ありがとうございます。
反逆!王の騎行
噪音 ホラーナイトハロウィン
鳴鳥の歌 金糸雀館のソワレ
光輝 騎士たちのスターライトフェスティバル
泉のレオへの呼称「れおくん」が初めてお披露目されたイベント。
奇跡☆ 決勝戦のウィンターライブ
スターマインに引き続き、凜月の泉評が聞ける。泉がレオをどれだけ大切に思っていたかを凜月視点で語り、泉はそれを否定しない。
対決!華麗なる怪盗VS探偵団
スカウト!氷上のダンス
初興行☆祝宴のフォーチューンライブ
リバイバル☆一夢のダイナーライブ
スカウト!花鳥風月
レクイエム 誓いの剣と返礼祭
まずプロローグを読んで欲しい。卒業後のいずレオの未来は明るい。
「あんさんぶるスターズ!!」
メインストーリー 第3章『混迷期』
レオが世界中の人間を、瀬名泉とそれ以外に分けて認識していることがよく分かる。