狭義には、哺乳綱偶蹄目ウシ科の哺乳類アジアスイギュウを指す。
頭胴長2.8メートル、肩高1.8メートルほど。体は暗灰色。角は三日月状を為し、全幅が2メートルに達する事もある。水辺にすみ、暑い日中は水に入っている事が多い(これはアジアスイギュウの体温調節機能があまり発達しておらず、定期的に水で体を冷やす必要がある為)。「水牛」の名はこの習性に因んでつけられた。草食性。
東南アジア原産だが、家畜化されて世界中に広まっている。
広義には上述のアジアスイギュウの他、アフリカに住むアフリカスイギュウとアカスイギュウ、東南アジアの島嶼に棲息するアノア(コスイギュウ)、タマラオ(ミンドロスイギュウ)等も含む。