概要
プラネタリウム上映作品『ガンダム新体験 ‐0087‐ グリーンダイバーズ』の主人公機で、Ζガンダムのバリエーション機である。
ナンバリング含め『3』とあるが『3機目のZ』という訳では無く『機体の仕様』としての『3』であり、当機はカミーユ・ビダンが搭乗したZの次にアナハイム社で開発された2機目である。
この時点では制式にカラバに配備されていたものではなく、評価試験中の機体である。大気圏内用の主力TMSとして購入を検討中のカラバの注文に合わせ、数々の追加装備が用意されている。そのため、同一の機体でありながらも後述するホワイト・ゼータ、ストライク・ゼータのように時期によって形状やカラーリングの細部が異なる姿が確認されている。いずれも白を基調に一部グレーを配し、紫のラインが入ったパターンが印象的である。後述のプロスペロー事件当時は高高度迎撃用のオプション・ブースターがテストされており、このブースター装備の状態を指して「Ζガンダム3号機」と呼称するのが正しいとされる。数度の作戦をこなしたあとは元のMSZ-006-1仕様に戻されている
スペック
型式番号 | MSZ-006-3 |
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頭頂高 | 19.85m |
本体重量 | 28.7t |
武装 | ビーム・ライフル |
ビーム・サーベル | |
ハイパー・メガランチャー | |
シールド | |
60mmバルカン砲 | |
2連装グレネードランチャー |
※劇中では使用されていないがおそらくバイオセンサーも搭載されている。
活躍
『グリーンダイバーズ』ではエゥーゴとティターンズの戦闘中にエゥーゴと合流、支援。アッシマーと交戦し、交戦に巻き込まれ遭難、大気圏に突入してしまった定期旅客船プロスペロー号に取り残されたブリッグス姉弟と交信し離脱用カプセルで脱出した姉弟を救出した。
その後の『GUNDAM EVOLVE../9』にて改良、MSZ-006-3A Zガンダム3号機A型 ホワイトゼータとなる。
バリエーション機
- MSZ-006-3Ζガンダム3号機(初期検証型)
「ガンダムフロント東京」内の有料上映ブース「DOME-G」の映像作品『Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-』に登場。
シミュレーション上の機体で、カミーユ機の改良を想定。スペックの数値は原型機と変わりないが、おそらくこちらが機体仕様におけるZガンダム2号機。オプションのブースターも予定されている。塗装は別機として完成した上記の機体とカラーは共通するが、塗り分けのパターンは大きく異なり、グレーが多く配されている。