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センシティブな作品

概要

クルスの街のレジスタンスでリーダーを務めるアロンの孫娘。

20歳になったばかりの勝気でシンの強い女性。

登場自体は初版だが、仲間になるのは4章「魅せられた国王」の最初の辺り。

パーティーの紅一点で、セリオスを慕っている様子から、

王子のお相手だと思うプレイヤーが多かった模様。

仲間になれば最後まで一緒に戦ってくれるので、単純にゲームをプレイした者にとっては、

女性で一番に思い出すのは彼女だろう。

しかし、男性陣に比べると、彼女が主体で活躍するエピソードが無く、ややインパクトが欠ける。

(一応、シルフィに一喝したり、色仕掛けで海賊に情報を聞き出したりとキャラを掘り下げる小さいエピソードはあるのだが)

キャラ性を掘り下げる系のイベントが一切ないディーナ姫でさえ、奴隷商人に売られ、

たらいまわしにされる所で大きく印象付けていると言うのに

惜しい所である。一番のインパクト要素は履いているか分からないコスチューム。

忘れられた恋愛要素

恋愛エピソードとしては、「セリオスに想いを寄せている」という設定があり、婚約者の存在を知った時は動揺している様子を見せていたものの

ディーナ姫がさらわれた時にギルモアの虹に意識を奪われている一行に対して

「そんな事よりディーナ姫はどうするつもり!?」と率先して心配していたり

最後二人の結婚式は笑顔で祝うなど、特に引きづってる様子はない。

ゲイルともよく話をしており、ケンカップル的な要素も見せる物の、続編ではリュナンと結婚しており、プレイヤーの予想を一転二転とさせた。

彼の意見に同意するセリフが多かったので、馬が合ったとも思える。彼女の真意が知りたい。

セリオス、リュナン共に王族のため、王家の嫁になりたかったのではないか?という予想もある。

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