概要
FBIの行動分析課(略してBAU)のメンバー達が、プロファイリングなどの専門知識を駆使して、犯罪者の心理や行動を読み解き、事件の解決を目指すストーリー(なお、行動分析課というのは実際に存在もしている)。番組の冒頭や終わりには、様々な人物の格言を用いられることが特徴的。
登場人物
『行動分析課』
アーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン) 声:森田順平
BAUのリーダーであり、チームを指揮する司令塔。常にスーツを着ており、自他共に認める優れたプロファイラーでもある。正義感が強く部下にも厳しい面を見せるが、上層部からの圧力からかばうなど苦労するこが多い。真面目ゆえに少々ズレた発言をすることもある。
仲間内からは「ホッチ」という愛称で呼ばれている。妻子持ち。
ジェイソン・ギデオン(マンディ・パティンキン) 声:有本欽隆
ベテランプロファイラーであり、チームの重要な戦力であり最高のプロファイラーと呼ばれ、ホッチナーや仲間も一目置く程の知識と洞察力や経験を持つ。過去のミスで部下を失ったことからPTSDをわずらうが、シーズン1の第一話で復帰を果たす。だが、シーズン3のある事件をきっかけに、ジェイソンの後釜はデヴィット・ロッシという人物に代替わりする。チェスの腕も高く、博士号を持つ天才のDr.リードを何回も打ち負かしていた。
エル・グリーナウェイ(ローラ・グラウディーニ) 声:山像かおり
BAUの女性メンバー。性犯罪の捜査や心理分析のエキスパートでもあり、スペイン語が堪能(ドラマでも発揮されていた)。性犯罪と取り扱っていた為か女性や子供が被害になる事件には熱心になりすぎる面があり、ホッチナーの命令を聞かずに独断で働くことも。シーズン2の時にホッチナーに『あること』を指摘された後、辞職する。後にエミリー・プレンティスが登場。
デヴィット・ロッシ(ジョー・マンテーニャ) 声:小川真司
ホッチナーのプロファイリングの師でありギデオンがBAUを去ったことをきっかけに10年ぶりに復帰する。ホッチからは「デイヴ」と呼ばれている。過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラーでもあり著作や講演などの活動をしている成功者。見た目は紳士的だがそれとは対照的に性格や手段が過激な面を持つ。
ギデオンがやめたあとに自ら志願して復帰するなど、当初はどこか謎めいた人物だった。
エミリー・プレンティス(パジェット・ブリュースター) 声:深見梨加
ホッチナーが新人時代に警護した大使の令嬢。大学卒業ごFBIに入局し、10年のキャリアを積んだ捜査官。エルが辞職してしまった後にBAUに入ってきた。最初は親の七光りではないかとホッチナーに疑念を抱かれていたが、ギデオンらにも認められるほどの有能さを発揮した。アラビア語・スペイン語・ロシア語などの語学に堪能であり、リード並の博識な才女もである。
デレク・モーガン(シェマー・ムーア) 声:咲野俊介
BAUきっての行動派。事件の際、拳銃を持って突入するのをためらわない強い度胸の持主であり、プロファイラーの見識も豊かで同僚にも劣らない人物。もとは爆弾処理班に所属していた。行動も言動も体育会系で、豪快な振る舞うことも多い。ノリがよく仲間であるガルシアとは性別を超えた友情を育んでおり、お互い楽しげに軽口をたたきあいながらからかい合う名コンビぶりを見せる。
Dr.スペンサー・リード(マシュー・グレイ・キュブラー) 声:森久保祥太郎
メンバーの中では若く、高校を12歳で卒業した後に大学で幅広い学問を勉強し、数学・化学・工学の博士号を取得するなどIQ187を持つ天才であり、今まで読んだ本のページ数まで指摘するほどの異常な記憶力の持ち主。だが、頭でっかちな部分ゆえに失敗することも。ドラマの中でも数多くの危険や重要な役割を演じることが多い人物もである。
ジェニファー・ジャロウ(A・J・クック) 声:園崎未恵
愛称は「JJ」、BAUでは主に各地での警察との連絡、FBIの内部調整、マスコミなどを担当して情報操作をし仲間のサポートをしている。他にもBAUの取り扱う事件の選定などもしており、裏方などをしていることが多いが、時には仲間と共に捜査官として行動し、活躍することもある。リードとは姉弟のような関係で仲が良い。
ペネロープ・ガルシア(カーステン・ヴァングスネス) 声:斉藤貴美子
コンピューターネットワークを駆使して、数多くの情報を天才的なスピードと技術で収集し仲間に届ける役割を行うIT技術分析官。基本的に内勤で、事件現場に行くことはほとんどない。ユーモラスあふれる陽気な性格で、モーガンとは連絡の合間に軽口を叩き会うほど仲の良い友人。捜査をゲーム感覚にしているふしがあり、それでとある失態を起こしたことがある。