_100年も満たないうちに再来する戦争、地球を蝕む環境破壊、温暖化…
このままでは人類は滅亡してしまう。
とある科学者は考えた。
数え切れないほどの犠牲を生み、象牙の塔にこもった。
それから××年の時を経て、ついに理想の世界を創り上げた。
ここは月よりも火星よりも、心穏やかに過ごすことが出来る。
とても安全で、何も考えなくたっていい。
まるで夢のような場所。ほら、来いよ。
皆君を快く迎え入れてくれるさ。
まだ間に合うんだ!だから、早く……
ゲーム概要
夢界奇譚(むかいきたん)とは、ジジ氏が開発した開発途中のサバイバルホラーゲーム。2018年4月31日発祥。(リメイク版発祥は2019年8月31日)リメイク前のタイトルは夢奇現。
…と言う予定だが、まだあくまで開発途中の段階なので、まだ発売や配信はされていない。勘違いしないように注意しよう。
目が覚めると、殺人鬼の徘徊する悪夢のような世界に何故か入り込んでしまっていた記憶喪失の少年の主人公(Protagonist)は、元いた世界に戻る為に夢魔たちから逃げ回りつつ真相を解明していくことになる。
が、主人公はあくまで普通の人間であり、(例外もあるが)敵に対しての攻撃手段を持たないため、夢魔達から逃げながら謎を解き、隠れる事や特定のアイテムを使用する事で敵が去るのを待つことしかできない。
ストーリー
20××年、とある少年は目が覚めると、自分が全く知らない謎の世界にいることに気付く。
少年は、此処に来るまでの記憶が無い為、この世界を渡り歩きながら元の世界に帰る方法を探る事を決める。
彼は悪夢のような世界に足を踏み入れる。
が、そこで少年は惨殺された無数の死体と、ヒトの形をしたクリーチャーのような化物たちを目の当たりにする。
この世界では何が起こっているのか?そもそもこの世界は何なのか?そして、「元の世界に戻る方法」とは一体何なのか……?
登場人物
メインキャラクター
本作における主人公。男性。本名、年齢共に不詳だが、公式資料によると中学生くらいの身長、年齢とされている。
物語が始まった時点で既に元いた世界とは全く別の世界に足を踏み入れており、元の世界に戻る為に更なる悪夢に足を踏み入れていく事になる。
持ち前の冷静さと頭脳を活かし、一人で悪夢のような世界の真相を解明していくこととなるが、道中ではジルをはじめとした夢魔に命を狙われ、道を阻まれ追い回されることになる。
どういう訳か、ジルとは容姿が酷似しているようだが…。
本名ジリアン・ナッター。スペルはGillian・Nutter。男性。主人公と同じくらいの身長、年齢らしい。
並でない程の運動神経を持ち、常に片手で『止まれ』の標識を持ち、それを武器として振り回している程の怪力。
夢界に転がる死体も実は多くがジルの手によるもので、彼に捕まるともれなく主人公も……。
腕がなく、常に赤い手袋だけが浮遊している。また、白目に思われがちだが、実際は瞳の色が白いだけ。
本名ジーナ・フリッツ。スペルはGina・Fritz。
年齢、性別共に不詳とされている。
他の夢魔達に比べ、比較的情緒も安定しておりまともな人格を持っているようである。また、主人公にとっては数少ない会話が成立するキャラクターでもある。
主人公の前に度々現れては、一方的に話しかけて立ち去っていく謎の多い人物。
夢魔達と違い、主人公(とジル)を守るような行動をするが、その真意とは…?
本名不詳。スペルはUni。 女性で、年齢は14歳。
比較的短気で子供らしい少女。 カニバリズムであり、主人公の命を狙い追い掛けてくる夢魔の1人。
髪が長く、足が鳥の足の形をしている事が特徴。
スペルはHimi。別名血豆腐とも呼ばれる。女性。年齢不詳。
ジルと同様、笑い方が特徴的で猟奇的な性格をしている夢魔の1人。
主にナイフを武器として扱うが、彼女の「ナイフを投げるのは誰よりも速いけど全く当たらない」等の発言から、遠距離は苦手としているらしい。
容姿には特に目立った特徴もないが、彼女のTシャツのセンスは一見の価値アリ。
本名不詳。 スペルはSefia。男性。年齢は16歳。
夢魔の中では比較的大人びて見えるが、性格は寧ろ子供に近い。
関西弁で喋り、他の夢魔と比べると友好的な方。
モーニングスターを武器として扱う。 (余談だが軽そうに見えるだけで本人は重いらしい。)
本名はフィアラ・フランシスカ。スペルはFiala・Francesca。 性別は女性(に見えるが…)年齢は16歳。
夢界の中の夢魔の1人。 だが他の夢魔と違い主人公の命を狙ってくることは無い。セフィアと同様関西弁を使う。
背中には左右非対称の羽が生えており、服は軍服を着ている。
本名はプレイアディ・アラモント。スペルはPleiadi・Aramonto。性別は女性。年齢は19歳。
気品があり、上品な夢魔。
上品だが好戦的でもあり、非常に視力が良い。
350ml曰く、「目を疑う程の美少女」。
背中には黒い羽が生えているようだが、果たして飛ぶことができるのかは不明。
本名はアルフレッド・カーター。スペルはAlfred・Carter。性別は男性。年齢は不明。
黒いスーツを身に纏う赤髪の夢魔。
『綺麗な瞳』を見るのが好きらしく、その綺麗な目を手に入れる為なら紅茶に睡眠薬を混入させたりドライバー(?)を使って脅して来たりと手段を選ばない。
本名年齢性別共に不詳。主人公の前に度々出現する謎の人物。読み方はサブコンシャス。
常に灰色のフードを目深に被っており、年齢性別共に不詳。
彼が渡してくる箱を開ける事でゲームのリセットを行う事が出来るようになるが、その正体は……。
作中、ストーリーを進める毎に入手する事が出来るメモ等や、350mlの話からのみ確認出来る謎の人物。
物語の重要な鍵握っているようだが、その正体とは……(リンク先ネタバレ注意)
用語
夢界
主に本作の舞台となる世界。作中、ストーリーを進める毎に入手出来る何者かのメモによると、 「現実世界とは繋がりこそあるものの、確実に切り離された異世界」であると言う。
呼称の由来は、主人公が「此処は現実世界ではなく悪夢のような世界だ」と判断した為、以降そう呼ばれている。
主な特徴
- 夢魔に基づいて、ステージの地形、季節、昼や夜等の時間、環境、風景などが大きく変化する。
- 重度の幻覚、幻聴症状を伴う。
- 居る時間の長さに伴い、自我の崩壊、意識の混濁、猟奇的思考に囚われる事が増える。
補足
余談だが、夢魔達は主人公と違い、あまり元の世別に戻りたいと思う事は無いらしい。
まぁ、そもそも元の世界の事を覚えていないと言う可能性もありえるが…。
夢魔
夢界の各ステージのボス達の呼称。 クリーチャーとも呼ばれる。
また、それぞれの夢魔達のステージに蔓延る知能の無い夢魔も居る。
今の所、作中で確認出来る夢魔達は
の10人である。
補足(以下、微ネタバレ注意)
夢魔達は皆共通して『現実世界に居た頃の過去』がある。(作中ストーリーを進める毎に入手出来るようになるメモににより確認可能)
この理屈でいくと、夢魔達は皆主人公と同じ人間だったと言う事になる……が、しかし、『現実世界の事を覚えていない』夢魔達がそんな過去を持つ事は有り得ない。
誰か第三者が彼夢魔等の記憶を操っている可能性がとても高いが……、その裏切り者の正体は……(リンク先ネタバレ注意)
関連イラスト
(未だ無いので、投稿され次第追加するつもりです。)
外部リンク
(以下同文です)