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賢者の弟子を名乗る賢者の編集履歴

2020-05-31 05:22:31 バージョン

賢者の弟子を名乗る賢者

けんじゃのでしをなのるけんじゃ

『賢者の弟子を名乗る賢者』とは、りゅうせんひろつぐによるライトノベル小説である。

概要

2012年4月、オンライン小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載開始。作者はりゅうせんひろつぐ。

後にGCノベルズから書籍化。2020年4月現在既刊12巻。イラストは藤ちょこが担当。

ライドコミックスから漫画版を出版。2020年4月現在既刊6巻。すえみつぢっか氏が作画を担当。

TVアニメ化も決定したが、放送日程は未定。


オンラインゲームの世界という異世界に転移してしまった主人公が、美少女の姿となって異世界のどこかにいるかつての仲間達を探しに行くファンタジー作品。

通称は「わし、かわいい」を略した『わしかわ』。


ストーリー

VRMMO『アーク・アース オンライン』で、九賢者の一人という渋い召喚術士「ダンブルフ」としてロールプレイしていた咲森鑑(さきもりかがみ)は、プレイ中の寝落ちを境にゲームが現実となった世界へと飛ばされてしまう。しかも、老練な渋い賢者の姿ではなく可憐な少女の姿となって……

困ったダンブルフは止む無くミラというダンブルフの弟子と名乗り、同じ九賢者で友であるソロモンの元を訪れ、彼の頼みで他の九賢者達を探す旅に出る。


登場人物

アルカイト王国

プレイヤー

VRMMO『アーク・アース オンライン』のプレイヤー。

召喚術士のエルダー(頂点)として君臨し、アルカイト王国の建国にも関わった九賢者の一人。

ある日彼は課金アイテム「化粧箱」を使い、遊びのつもりで自分のアバターを理想的な美少女の姿へとキャラメイクしたが、途中で寝落ちしてしまい、目が覚めると自身が作った美少女の姿になっていた。

丹精込めて作った渋い老人の姿に戻れなくなったことに多大なショックを受けると同時に、なんとゲーム世界からログアウト出来なくなっていることに気付く。そして情報収集していく過程で、更なる驚愕の事実に行き着く。まずゲーム世界のキャラクターだったはずのモンスターやNPCが独立した自我を持った「現実の存在」となっていること。さらに眠っている間にゲーム世界の年数が30年も経過していたことに。

現状を把握しつつ行動を開始するが、世界的に有名な賢者が可憐な美少女の姿になっていると知られては自身の沽券に関わるので、賢者「ダンブルフ」ではなく賢者の弟子「ミラ」と名乗ることにした。

その後ソロモンやルミナリアといったかつてのプレイヤー仲間と再会し、逼迫した状況にあるアルカイト王国の現状を打破する為、ソロモンから直々に残りの九賢者を見付けてくるよう依頼され、彼らを探す旅に出ることとなった。

その可憐な容姿から多くの男性や女性の目を惹きつけており、本人も生まれ変わった自分の姿を見て、「わし、かわいい」と満更でもない様子を見せている。

ちなみに彼自身は老人ではないが、かつてのダンブルフの姿に愛着がある事から、ミラになった後もダンブルフと同じ老人口調のロールプレイを続けている。

賢者時代のキャラクター名の由来は、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する魔法使い「ダンブルドア」と、『指輪物語』に登場する魔法使い「ガンダルフ」をもじったもの。

アルカイト王国の国王。ミラとは対照的に少年の姿をしている。

『アーク・アース オンライン』のプレイヤーの一人で、ダンブルフとはオープンβ版時代からの友人。

術士の立場が不遇であった時代、ダンブルフを自国に誘い、彼と共に王国と術士の発展の礎を築いた。

最近現れたミラとは違い、ログアウト出来なくなってからの30年間、国王として忙しい日々を送ってきた。ミラ(ダンブルフ)が戻ったことで多少肩の荷が下りたようで、彼女のサポートをする傍ら度々仕事を依頼している。

アルカイト王国九賢者の一人で、魔術師のエルダー(頂点)。真紅の髪と瞳を持つ妙齢の美女。

『アーク・アース オンライン』のプレイヤーの一人で、ダンブルフ、ソロモンとはオフ会でも顔を合わせたことのある親友の間柄。30年間ずっと王を続けているソロモンや最近やって来たミラ(ダンブルフ)とは違い、彼女は20年前にこの世界に閉じ込められた。男を惹きつける魅力的な外見をしているが、中の人は男。その為普段は見た目通りの淑やかな話をするが、友人の前では男口調になる。遊び心で美少女のアバターを作ったダンブルフとは違い、ルミナリアは根っからの女好きで積極的に女体姿を楽しんでいる。


NPC

ダンブルフの補佐官で、妖精族の少女(※妖精族は大人になっても子供の姿を保ち続ける)。

ダンブルフが行方不明となった30年間、たった一人で主の留守を守り続けてきた。 ダンブルフのことを誰よりも想っており、ダンブルフの弟子を名乗るミラから主の健在を聞かされた時には思わず涙した。

そんな姿を見てミラも正体を隠していることに対する罪悪感が芽生え、3巻にてとうとうダンブルフ本人であることを明かした。その後も主への想いは変わらず、 彼女(彼)の帰還に感涙し、今まで離れ離れだった分の時間を取り戻すかのように積極的にミラとの距離を縮めようとしている。風呂や寝室まで共にしようとする為ミラは動揺を隠せないが、マリアナ曰く女同士だから問題ないとのこと。その甲斐甲斐しさにミラも心を打たれ、内心では新婚気分を味わっている。

ルミナリアの補佐官の女性。ダンブルフの大ファンで、彼の弟子を自称するミラに積極的に彼の話を聞こうとしている。後にミラからダンブルフ本人であることを明かされ、ショックのあまり一時茫然自失となった。

ソロモンの補佐官でエルフの男性。古代知識と精霊知識に長けている。

かつてダンブルフが長を務めていた召喚術の塔のエルダー代行。光精霊とエルフのハーフの青年。

ダンブルフのかつての従者で、実際に師弟ではないもののダンブルフにとっては弟子のような存在だった。

ダンブルフの弟子を名乗るミラに興味を持ち、彼女と召喚術の話題やダンブルフとの思い出話に花を咲かせた。

しかし後にミラからダンブルフ本人であることを聞かされ、彼の帰還に心から感激するも、ミラとの会話の中でダンブルフの愚痴を言ってしまったことで内心冷や汗をかいていた。

  • ガレット・アストル

アルカイト王国戦車団副団長。ミラとは初対面時にソロモンの王宮までの案内役を務めて以降、ミラの運転手役として何かと縁がある。礼儀正しく気さくな性格で、ミラの信頼も得ている。が、重度の装甲車マニアで、彼のお気に入りである「アーマードジープ」を運転する時はつい夢中になってしまうことがある。

彼の行き付けである食堂兼宿屋の看板娘であるシェリーという女性とそれなりに仲が良い様子。

アルカイト王国近衛騎士団の団長。生真面目な性格で、ソロモンとの謁見に何の礼も弁えずに接するミラに対し憤り、以降も尊大な態度を取るミラに不信感を抱き続けたが、後にミラの賢者(の弟子)としての実力を目の当たりにし、認識を改めるようになった。

アルカイト王国の術士。ミラに突っかかるレイナードをとりなすなど人当たりの良い性格をしている。

ある一件がきっかけでミラとソロモンの関係を誤解している。


関連イラスト

賢者の弟子を名乗る賢者賢者の弟子を名乗る賢者


外部リンク

賢者の弟子を名乗る賢者 小説家になろう

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