CV:青木瑠璃子 イラスト:KIn
概要
ロイヤル所属のダイドー級軽巡洋艦のネームシップ。
先んじて実装されていたシリアスやブラック・プリンスの姉にあてはまる。
容姿・性格
ロイヤルメイド隊のメイド服に、シリアスの姉らしく大きな胸部装甲を持つ。
メイド服の胸の下部には意味深な穴が・・・。
シリアスと同じく身の丈ほどもある大剣を持ち歩いているが、シリアスと違って禍々しい黒のオーラを振りまいている。
他にぬいぐるみを1つ常に持ち歩いている。このぬいぐるみは捨てられてきたものを拾ってきたものらしいが、このぬいぐるみに妹のシリアスを重ねているような節が見られる。
メイドとしてはポンコツな妹シリアスと違い、ダイドーはメイドとしてはそこそこ有能でそつなくこなす。
しかし「捨てられること」を極度に恐れており、「自分に仕事を与えてくれる人=自分を必要としてくれる人」へ強く依存する性格をしている。
なお史実の軽巡洋艦ダイドーは別に捨てられたりしたエピソードは何も持たない。
最終的にはスクラップになっているが、戦争を終えて役目を終えた大半の軍艦で同じことであり、ダイドーだけの特別な話ではない。
「ダイドー」の名前の由来の、ギリシャ神話のカルタゴの女王・ディードーにそういう逸話があるため、そちらに由来するものと思われる。
性能
「陣営は問わないが空母と特にシナジーを持つ」シリアスとは正反対の方向で、「艦種は問わないがロイヤル陣営(およびダイドー級同時編成)」でシナジーを持つ。
- 「Arias of Dido」
①味方ダイドー級巡洋艦の火力・雷装・対空が5%(最大15%)アップ。
②戦闘開始から30秒間、自身の対空・回避・命中が5%(最大15%)アップ。
他のダイドー級軽巡洋艦は、現在の所シリアスとブラックプリンスのみ。
ただこのスキルは自分自身も味方ダイドー級巡洋艦としてバフがかかるため、シリアスやブラックプリンスと無理に同時編成しなくても自身へのバフスキルとして単純に強力な効果を持つ。
- 「陛下のために」
①味方艦隊のロイヤル陣営所属艦1隻につき、自身の火力・対空・装填が1.5%(最大6%)アップ(4隻分まで加算)。
②味方艦隊にクイーン・エリザベスがいる場合、クイーン・エリザベスの火力・命中・装填・回避が2.5%(最大7%)、主砲のクリティカル率が5%(最大20%)アップする。
例によって①の効果は自分自身を数えるため、何もしなくても6%はバフを得られる。
これらの多数のバフスキルにより、仮にロイヤル艦がダイドー一人だけであっても、戦闘開始から30秒までは「火力21%・雷装15%・対空39%・装填6%・命中15%・回避15%」と言う多量のバフが得られ、QE含むロイヤル4隻以上の艦隊ならば「火力54%・雷装30%・対空69%・装填39%・回避30%・命中15%」(女王号令のバフ分含む)というとんでもない量のバフを得て暴れまわる事になる。
具体的に言うと駆逐砲のスピードで重巡並みの火力を振り回して軽巡最強クラスの全弾発射を連発するアトランタ級並の対空ハリネズミという化け物が生まれる。
- 特殊弾幕-ダイドー
全弾発射だが特殊弾幕。
別にリノみたいな複合スキルだったりする訳ではないので、名前の違いには意味は特になくただの全弾発射。
通常弾5発、貫通性能を持たない徹甲弾属性の弾を5発の計10発の塊を3セット前方に連射する。
弾数が多く、本人の火力の高さもあって非常に高い火力を誇る。この全弾発射を当てにして、火力をある程度犠牲にして連射速度重視の駆逐砲を持たせても十分強い。
なお「ダイドー級」ではなく「ダイドー」であり、彼女の固有スキル。同級の共通スキルではなく固有の全弾発射になっているというのは妹のシリアスと同じ。
ブラック・プリンスのみ「ダイドー級」の全弾発射を持つが他のダイドー級が2人とも固有スキルになっているという・・・。
余談
日本の企業に「ダイドードリンコ株式会社」があるが、全く関係ない。
軽巡洋艦ダイドーは上記の通りギリシャ神話の登場人物に由来しているが、ダイドードリンコは分社元の「大同薬品」と、「Dynamic+Do」という造語から来ている。