概要
広島県庄原市にあるJR西日本の駅で、1934(昭和9)年に庄原線(現在の芸備線)の駅として開業した。三次鉄道部管理の無人駅である。
開業当時からの木造駅舎を使用しているが、中は列車を待つための椅子とくずもの入れがあるほかはだだっ広い白い壁が目立つ。駅事務室部分も残存しているが、中はカーテンで覆われており用途を失ったものとみられる。
駅構造
1面1線の地上駅。2010(平成22)年までは2面2線の交換可能駅で、右手の構内踏切で向かい側のホームに連絡していた。現存するホームが1番のりばで、奥が2番のりばであった。その後も2012(平成24)年ごろまでは入線メロディ前の接近放送でも「1番のりば」の案内が残っていたが、放送ごと削除されたようである。
本線から乖離された2番乗り場の線路と引き込み線は長らく放置されていたが、ともに撤去されている。
利用状況
- 2017(平成29)年度の1日平均乗車人員は2人である。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 |
---|---|
1981年(昭和56年)度 | 23人 |
2002年(平成14年)度 | 5人 |
2011年(平成23年)度 | 1人 |
2012年(平成24年)度 | 2人 |
2013年(平成25年)度 | 2人 |
2014年(平成26年)度 | 1人 |
2015年(平成27年)度 | 2人 |
2016年(平成28年)度 | 2人 |
2017年(平成29年)度 | 2人 |