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ブラスター星人の編集履歴

2020-06-19 00:12:52 バージョン

ブラスター星人

ぶらすたーせいじん

ブラスター星人とは、ナック・宣弘社制作のロボットアニメ「アストロガンガー」に登場する敵宇宙人である。

概要

 本編にて全輪にわたり登場し、地球を狙っていた宇宙人。


 あらゆる資源・食物を大量に摂取しており、地球の酸素と緑を強奪するために来襲した。

 掛け声は「ブラスター!」

 母星は別に存在し、壊滅はしていない様子だが、酸素と緑、その他資源が枯渇している状態らしい。そのため、宇宙各地に多くの大型円盤を派遣し、酸素と緑を集めている。地球に飛来したのも、その一派。

 大型円盤内には小型円盤を多く搭載、巨大ロボット工場など、様々な施設も存在する。

 外観はどれも同じだが、額と胸に数字が振られている。そのため、個人名は存在せず、「ブラスター○○」と、数字で呼ばれる。

「○○」は「○○号」と呼ばれる事もあれば、ただ数字をそのまま呼称することもある(例:ブラスター2)。

 リーダーであるブラスター1は、時折「チーフ」と呼ばれる。

 また、数字の読み方が変わっている者も多い。

例:

:ブラスター16=ワンシックス

:ブラスター33=ダブルスリー

:ブラスター34=スリーフォー

:ブラスター99=ダブルナイン

:ブラスター104=ワンゼロフォー


 今までに数多くの惑星から酸素と緑を奪い取り、壊滅させてきた。カンタロス星もその一つ。


 地球人に対しては、「自分たちより格下の存在である」と完全に見下しており、「少なくとも我々は地球人より優れているはずだ、この地球上に我々の分からない物があるはずがない(21話 ブラスター26号のセリフより)」とまで言いきっている。また、休戦を申し出たり、地球人と友好や協力関係を結ぼうなどと言い出す者も、誰一人として出てこなかった。

 

 侵略される側としては迷惑な話でしかないが、酸素や緑をはじめとする資源の強奪は、彼らブラスター星人にとっては自らの種の死活問題であり急務である。

 しかしブラスター1、2はそれにかこつけて部下たちを蔑ろにする事はなく、無茶な作戦に志願した部下たちをたしなめたり、無事に帰還させるため注意したりする事も多かった。

 また、部下たちもほぼ全員が、ブラスターのために忠誠を誓っており、過酷な任務でもそれに殉じ、裏切りや私欲のために動く者は見られなかった。

(もっとも、命令に従わず好き勝手に放浪し、チーフの座を狙っていたならず者「ブラスター9」も劇中には登場しているが)


 また、ブラックフェアリーやバットスノーなど、ブラスター星人以外の傭兵や協力者も多く、自分たちにとって酸素と緑が取れない星ならば、友好関係を結んでいる事がうかがえる。



ブラスター1(CV:寺島幹夫)

 ブラスターの司令官。通称『チーフ』宇宙各地に散らばっている侵略部隊のうちの一つで、地球から酸素と緑を強奪するために、毎回様々な作戦を立案する。


ブラスター2(CV:鈴木泰明)

 ブラスター1の参謀で副司令官。科学者らしく、科学アドバイザー的な発言をして、ブラスター1とその作戦をサポートする。ブラスターマシーンの操作のみならず、対ガンガー用巨大ロボットの製作、様々な科学分析の他、宇宙の各地に生息している宇宙怪獣を捕え、ブラスターの戦力として投入する事も多い。


ブラスター3(CV:清川元夢)

 ブラスターの参謀。


ブラスター9(CV:桑原たけし)

 ブラスターのはみ出し者。命令を無視し、宇宙を勝手に放浪していた。ブラスターの指揮権をブラスター1とかけて、ガンガーに挑戦する。マントを羽織り鞭を持つ。

 鞭よりすごいサンダーボルトは、10万ボルトの電流を放つ。円盤ごと巨大化してガンガーと戦うが、サンダーボルトの電流をガンガーにより逆流され、爆死する。


※なお、後のエピソードでモブの中に9のナンバーが付いた、別人と思われるブラスターも登場していた。作画ミスと思われるが、ブラスターのこの数字は、欠員が出たら新たな人員に改めてナンバリングされるとも解釈できる。


ブラスターデビル(CV:小林清志)

 細身の悪魔のような姿をした、ブラスターの尖兵。

 目から人間を気絶させるショック光線と、人間を操る緑色光線を発射する。人間に乗り移り行動する他、飛行、巨大化、瞬間移動、怪力など、様々な超能力を有している。

 腰に鎌と細身のサーベルを下げており、ガンガーに鎌で目を攻撃され、灰になってしまった。


ブラスターマシーン

 彼らは「ブラスターマシーン」という特殊な装置を有しており、ブラスター星人に様々な超能力、特に変身能力を与える。

 変身能力を得たブラスター星人は、地球人に変身する事で、スパイ活動を行ったり、(チンドン屋やピエロに成りすまし)子供に近づき誘拐したりする。

 また、ブラスター星人自身が怪獣や巨大ロボットへと変身し、ガンガーに挑んだ者も多い。

 ブラスターマシーンはその他に、「生物の増殖や複製」「化石に生命を与え怪物と化す」事も可能。

 8話では、化石の惑星にて。放射能が出ている化石をブラスターマシーンで蘇生させ、ロボット怪獣ファイヤーストームとして復活させる事も行った。


 また、大型円盤に数多くの小型円盤を搭載しており、必要に応じて発進させる。

 その他、巨大ロボットや宇宙で捕獲した怪獣、他惑星の助っ人などが存在する。


ブラスター星人・変身体

 特筆すべきは「ブラスター星人自身が、ブラスターマシーンで授かった変身能力で、自ら巨大ロボット、巨大怪獣に変身し戦う」事が挙げられる。

 変身の際には、ブラスター星人が単体で変身するのみならず、複数のブラスター星人が融合するように合体し変身・巨大化したり、円盤に乗り込み、円盤ごと変身したりすることもある。

 変身後の形態には、共通性や一貫性はなく、バラエティに富んでいる。

 怪獣やロボットに変身後の姿は、その全てが「元のブラスター星人の面影を全く残していない」のが特徴。

 例外的に13話登場の「ブラスター9」のみ、円盤ごと変身しそのままの姿で巨大化した。


ブラスター星人製造のロボット・捕獲した宇宙怪獣


 この他に、ブラスター星人自身が変身するのではない、純正の巨大ロボットも数多く製造開発している(19話、デスター、23話、ソニックブラスターなど)。時には侵略用のマシンそのものを巨大ロボットに変身(変形、ではなく)させたものも存在する。


 ロボットの他には、宇宙の各地で棲息している宇宙怪獣なども捕獲し、それを戦力にする事も多く見られた。


ブラスター星人の助っ人

 また、他惑星からの傭兵や協力者も存在し、ブラスターの要請で地球にやってきては、助っ人として戦いに加わる事もある。

 しかし、助っ人を呼ぶ事は、ブラスター星人にとっては「目標の惑星自体が、酸素と緑を奪う前に、助っ人の能力で壊滅してしまう」という危険性もはらんでいるため、可能な限りは避けたいとも考えている。事実、16話の助っ人・コルヒドラに対し。ブラスター2は(コルヒドラの身体から放つ)有害物質や放射能で、地球を汚染してしまう危険性を危惧していた。


バッドスノー(CV:渡部猛)

 ブラスター1の馴染み。今まで多くの星を壊滅させている。

 雪に見える放射性物質を雪に混ぜて降らせた。夜間に姿を現して飛行し、物質を混ぜた雪だるまを怪物化させた。雪だるまを合体させ、巨大化する。口から吹雪を吐く。


ブラックフェアリー(CV:京田尚子)

 ブラスターに太陽の黒点から呼び出された、電磁波の怪物。光に満ちた空間にガンガーを閉じ込め、口から火を吐いてガンガーを攻撃した。


コルヒドラ(CV:加藤精三)


レンズマー(CV:丸山詠二)


最期

 最終回に、ブラスター2が発見し捕獲してきた、生命エネルギーを食らい尽くす宇宙怪獣「スペース・パンサー」によって、大型円盤内のブラスター星人は全員殺害される。大型円盤自体も爆発し、それに巻き込まれたガンガーも行方不明に。

 その後の、他の宙域のブラスター星人の動向は不明。

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