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ヤマンバ(カクレンジャー)の編集履歴

2020-07-11 01:50:37 バージョン

ヤマンバ(カクレンジャー)

げんだいのやまんば

ここでは、「忍者戦隊カクレンジャー」に登場する現代のヤマンバについて解説する。

CV:北浜晴子

人間態:小甲登枝恵


概要

妖怪軍団に与する妖怪の1体。

昔から山に迷い込んだ人を殺して食べる妖怪だが、その正体は妖怪大魔王の実妹。ダイダラボッチは妹に当たる。

大魔王からはとうの昔に兄弟の縁を切られており、これを理由に他の妖怪からも冷淡に扱われている。

この扱いのため、妖怪軍団の一員でありながら他の妖怪とは距離を取っており、ダイダラボッチと共に山奥に隠遁、「グランママの家」というペンションを建ててこれを隠れ蓑に人間に化け(ダイダラボッチは支配人)、迷い込んできた子供たちを食い殺して長らえていた。


活躍

上記の一件を「子供の行方不明」という形で聞きつけたカクレンジャーが「グランママの家」に現れたのを察知し、一旦ガイコツ城に帰還して大魔王に報告。

しかし、大魔王は「お前達との縁はとっくの昔に切ったはずだ」と冷淡に一蹴。これに怒ったヤマンバは、ダイダラボッチと共にカクレンジャーをまとめて始末し、兄の鼻を明かしてやろうと一計を案じた。


この作戦は、「グランママの家」に宿泊したカクレンジャー達に対して罠を仕掛けるもので、まず、夜中にひとりになったサイゾウをヤマンバが拉致し、ドロドロが化けた偽物と入れ替えるところからスタート。

ダイダラボッチとの連携でサスケ以外の全員を拉致し、抹殺するところまで行ったが、足止めしていたはずのサスケが駆けつけたことで失敗。

サスケの妨害に回していたダイダラボッチがニンジャマンに逆に妨害され、作戦は失敗に終わる。


ドロドロを差し向けてカクレンジャーと直接対決に入るも、ダイダラボッチが三神将に倒され、自身もカクレマル・雷光波を受けて撤退を余儀なくされた。


「おのれカクレンジャーめ……この恨み、必ず晴らしてくれる!」


その後、ガイコツ城に這う這うの体で帰還したヤマンバに、大魔王はダイダラボッチの死によって、ヤマンバがカクレンジャーへの憎悪に凝り固まった真の妖怪となったことを認め、兄弟の縁を切った真意を明かした。


大魔王「それでいい。私はお前のその怒りが欲しかったのだ。ヤマンバよ……私がお前達と兄弟の縁を切ったのは、肉親の情に溺れていてはこの地上に妖怪王国を築くことはできんと思ったからだ。大魔王たる者、非情でなくてはならんのだ」


驚くヤマンバをしり目に、大魔王は地上に潜む妖怪たちに、カクレンジャーとの決戦の時が来たことを堂々と布告。捧げられた憎しみのパワーを与えられたヤマンバはパワーアップを遂げ、決戦へと向かって行った。



続く第51話においては、石像の状態で動き出し、街を破壊して回る白面郎と共にカクレンジャーの前に登場。白面郎がツルヒメの父であるという事実を人々に伝えて憎悪を煽り、交戦の後一度撤退。

その後、父の変わり果てた姿にショックを受けるツルヒメの前に再び現れ、白面郎を止める方法として一本の剣を与え、こう伝えた。


「その剣で、白面郎の心臓を突き刺すのだ。そうすれば呪いは解け、白面郎は永遠の眠りにつく! 白面郎もお前も、救われるってことさ!」


これは、親殺しという最大の禁忌をツルヒメに実行させることで、その心を完全に粉砕し戦う気力を奪うものだった。

迷うツルヒメだったが、交流のあった少年や無辜の人々が白面郎の手にかかったのを見て決心を固め、置手紙を残して白面郎の眠る洞窟へ向かう。


作戦を邪魔させまいと、三神将の助言で後を追うサスケたちの前に花のくノ一組を率いて現れ妨害するが、太郎と次郎の助力でサスケの突破を許し、ツルヒメを制止されたことで作戦は失敗。

ならばとばかり巨大化したヤマンバは白面郎を目覚めさせ、直接ツルヒメを始末せんとするも、今度は太郎と次郎によって妨害され、さらに二人の命と引き換えに白面郎の洗脳が解ける。


サイゾウたちも追いつき、三神将とニンジャマンを相手に巨大戦にもつれ込むも、これまでの作戦によって生み出された妖怪エネルギーによって無限の再生能力を得たヤマンバはカクレンジャーを圧倒する。


だが、この破壊の中でもその姿を変えない自然の美しさと、人々の持つ善意を信じるカクレンジャーによって妖怪エネルギーをもたらす暗雲を払われてしまい形勢逆転。

最後はサムライ・激怒斬りで怯んだところに無敵キャノン一斉射撃を浴び、トドメに鉄拳・ゴッドフィニッシュを受けて爆発四散した。


「この私がやられるなんて……兄者ーッ!!」

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