概要
梨花とは、ライトノベル「薬屋のひとりごと」に登場する上級四妃の一人である。
梨花妃と呼ばれることが多い。
物語開始時点のプロフィール
位 | 賢妃 |
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住居 | 水晶宮 |
年齢 | 23歳 |
イメージカラー | 青(群青) |
出身地 | まだ明確な描写は無い |
氏族 | 「華」の傍系と推察される(現帝と縁戚関係との描写がある) |
CV | 未定 |
人物
経歴
皇族との縁戚である名家の当主の娘。
加えて容姿・知性に優れるが、皇帝を想う気持ちが人一倍強かったことから、壬氏に推され上級妃となった。
物語開始時点では唯一現帝の男児を産んでいるが、本人及びその東宮とも原因不明の病で酷く衰弱している。そんな中で玉葉妃に「自分は女児を産んだからと、男児である私の子を呪い殺す気だろう!」という、破滅手前な悪役令嬢のテンプレみたいな罵声を浴びせているシーンで初登場。その後東宮も助からず、失意からますます衰弱することとなる。
キャラの配色やデザイン、帝の寵愛を巡る立ち位置、親族の政治的な立場(こちらは皇族の親族だが、玉葉妃の実家は商家からの成り上がりである)、何より残りの上級妃が(物語開始時点では特に)帝の皇后候補にほぼなり得ないことから、事実上玉葉妃のライバルである。が、当人達はこの冒頭の衝突以降、お互いに干渉するような描写は無い(侍女達は別だが)。
だが、冬の園遊会で無駄にカッコよく猫猫に簪をプレゼントしている。猫猫まで奪い合うつもりなのか。
容姿
黒髪直毛で切れ長の瞳を持つクール系な美女。上級四妃の中でも五行の「青(木徳)」を担っていて、装飾や意匠も青を基調にしている。
作中屈指の巨乳。漫画版の描写からは全キャラ最大級とみられる。花街育ちの猫猫評で「張りや形も至宝」とのことで、それはそれは素晴らしい胸部をお持ちのようだ。
性格など
登場は上記の通り、猫猫にも読者にも印象の悪いキャラであった。しかし、2ヶ月以上に及ぶ猫猫の献身的な看病で体調が回復した折には「自尊心はあるが尊大ではない」「皇妃に相応しい、人の上に立つ品格を持った女性である」と評価を改められた。裏切り者の身内や下級の侍女に恩情をかけるなど、器も大きい。
品性や知性に加え、帝を想う気持ちの強さが高く評価され、信用できる女性として上級妃に抜擢されている。登場するシーンの関係でそこまで直截な描写はないが、その気持ちは尊崇の域らしい。この点は猫猫も察知しているようで、間接的にではあるが「梨花妃は権力ある国母という立場ではなく、皇帝その人を愛している」と指摘している。
関係者
侍女頭
杏(シン)
梨花の同い年の従姉妹(梨花の父の姉の娘)。主と顔がよく似た美女だが、胸部は及ばない。
侍女
数十人に及び、その全てが良家のお嬢様だけで構成される。
猫猫が水晶宮に派遣された頃、劇中でも舞台裏でも嫌がらせを働く侍女が多かったが、結果としてここの侍女の半数は猫猫に逆らえない程のトラウマを植え付けられた。それでいいのか主人公…。
子供
物語開始時点で東宮を産んでいるのだが、早々に亡くしてしまうことになる。