CV・人間体:高橋利道
プロフィール
秘密犯罪組織バイオロンの怪人・・・バイオノイドの第34号目に当たるバイオノイド
カブトムシを甲冑に見立てたその格好良さ。雨宮慶太氏の和風テイストがうまく生かされている。
カブキノイド・シノビノイドと並んで、和風バイオノイドとして語られる。
目的
「勝ちゃいいのさ! 」子供達に卑怯な手段でも、勝てば官軍、ということを示すために、剣道など道場破りを行った。
それを見た子供達は、次第に卑怯な方法でも勝つためには許される、とモラルをゆがめてしまうだろう。というのが今回の作戦。
まるで仮面ライダーRXのグレートマスクのような作戦だ。
特徴・性格
しかし、チャンバラノイド自身は、卑劣な手段を嫌うサムライらしい性格。
チャンバラノイドは、サムライのエキス!? なる奇想天外なものから作られており、その侍が、愛する姫を賭けた決闘て、卑怯な手で負けてしまう。
このため、チャンバラノイド自身「卑怯な手でも勝てばいい」「しかし仁義は守らねば」という二律背反で悩んでおり、非常に人気が高いバイオノイドとなった。
実際に、ジバンに降伏したふりをして罠に落とし、目つぶしまでも食らわせた。
しかし、怒りに燃えるジバンにはかなわない。あわや、というところで、ジバンは止めを刺さなかった。
「たとえ怪物とは言え、人を愛する心を持ったものを斬るわけには行かない」
そう、ジバンは熱い心を持つ警察官なのだ!
しかし、チャンバラノイドは、それを潔しとせず、サムライ姿の人間体に戻る。
人を愛する心、そして、侍としての心意気を取り戻させてくれた洋子に礼を言いつつ、切腹自爆して果てる。
「カゼノイド」と同じく、人の心を取り戻した怪物の葛藤を描くエピソード。
洋子先輩も涙した。
人間体でも侍のコスプレをしている、時代劇を好む。洋子先輩を昔愛した姫と勘違いする、など、カブキノイドライクなオモシロ系バイオノイドと勘違いされるが、洋子先輩を守ってバイオロンと戦ったり、それで傷ついた洋子先輩を手当てしたり、と人情深い怪物。