概要
「クイズを15問正解すれば高額賞金を獲得できる」というシンプル極まりないルールで放送当時話題となった番組。日本では番組をイギリスから購入する形で放送されていた。
ルール
各国によって細かいルールが異なり、放送時期によって様々なバージョンが存在するものの、ここでは基本的なルールを記す。
まず、大きな特徴は主に以下が挙げられよう。
- 司会者と解答者が1対1で対峙する。
- 1問正解するごとに大きく上がっていく賞金。
- 問題は全て4択。知らなくても25%の確率で正解できることになる。
- 制限時間は無制限。じっくり考える事が出来る。
- それでもわからない場合は「ライフライン」というシステムで突破を試みる事が可能。
- どうしても無理だと思ったら「ドロップアウト」で自らリタイアし、そこまでの賞金を持ち帰れる。ただし、2002年6月27日のリベンジSPのみ、「ドロップアウト」はできなくなっていた(当日放送分の挑戦者のうち1名は見事に15問正解してリベンジ達成、1000万円を持ち帰れた)。
- 回答(もしくはドロップアウト)を宣言すると、司会者から「ファイナルアンサー?」と尋ねられ、解答者自らが「ファイナルアンサー」と返答しない限り、後から自由に変更できる。
ルールの細部は主に以下。
- 参加者(10名。レギュラー版では第1ラウンドのみ10名全員が筆記試験を勝ち抜いた一般人であり、第2〜4ラウンドでは「補欠ルーム」から、芸能人(毎回3人)が筆記試験の成績の良かった順に補充され、10名に調整された。しかし、「補欠ルーム」は当初は存在しなかった。レギュラー版では1回の放送で最高5ラウンド行うことができ、第5ラウンドでは「補欠ルーム」にいた芸能人は補充済みであることから、9名で予選を行なった)全員で「早押し並べ替えクイズ」という予選に挑戦し、正解かつ最も早かった者が解答席へ進む。
- ライフラインは「50:50」「テレフォン」「オーディエンス」の3種類が基本。
- 50:50 - 選択肢を2つに絞る。難問でも同じ効果が期待できるため、後半戦に有効とされる。
- テレフォン - 解答者が予め募っておいた協力者に30秒だけ電話で助力を頼める。問題文を伝える時間も含まれるため、高度な連携を取れないと効果が望めないが、うまくいけば他のどのライフラインよりも効果的になりえる可能性も。
- オーディエンス - 観客に回答を聞き、選択肢ごとの割合を知る事が出来る。主に前半戦、難易度は低いが自分の苦手ジャンルに運悪く当たってしまった場合は効果覿面。
- これだけだと一見、解答者にとって有利な要素ばかりが揃っているように見えるが、それは1問でも間違えたら即終了だからである。
- 5問目・10問目を突破すれば、その賞金は保証される。
賞金
問目 | 備考 | 通常版 |
---|---|---|
15 | ☆ | 1000万円 |
14 | △ | 750万円 |
13 | △ | 500万円 |
12 | △ | 250万円 |
11 | △ | 150万円 |
10 | ◇ | 100万円 |
9 | △ | 75万円 |
8 | △ | 50万円 |
7 | △ | 25万円 |
6 | △ | 15万円 |
5 | ◇ | 10万円 |
4 | △ | 5万円 |
3 | △ | 3万円 |
2 | △ | 2万円 |
1 | △ | 1万円 |
☆…正解すればそのまま獲得し、終了。
◇…保証金。次の問題以降、次の保証金が来るまで不正解になっても、獲得
△…次の問題のみ、ドロップアウトすれば獲得できる。