cv:野田順子
吾郎の継母。作中では美人で容姿が吾郎の実母によく似ており[10]、茂治も一度見間違えたほど。普段は穏やかだが、毅然とすべき時は厳しい態度を示す気丈さも持ち合わせている。
元々は、吾郎が通っていた幼稚園の先生(アニメ版では保育園の保育士)。吾郎を幼稚園の外の私生活でも面倒を見ており、吾郎も、大好きな野球と同等以上に慕っていた。本田茂治のプロポーズを受け婚約するが、その矢先に茂治が急死してしまい、自らの意志で吾郎を引き取り育てる。同居するようになってからは吾郎にも母親として認められ、2人で助け合いながら生活していたが、茂治の死から4年後、彼のことを忘れられずにいながらも、何かと面倒を見てくれる英毅に惹かれ結婚し、次男・真吾と長女・ちはるを儲ける。W杯編では、次男・真吾と渡米し、準決勝・決勝と夫と息子の活躍を見届けた。
茂治のプロポーズの決め手は「何になってもいいが、思いやりのある、友達を大事にする人間に育って欲しい」という子育て基準が千秋とまったく同じであったため、茂治の没後も吾郎にそれを教えて育てていくことになる。ただし、元から野球に対し興味があったわけではないので、夫や吾郎との温度差もしばしば垣間見えた[11]。
早い段階から吾郎の養母として接していたため、実子と変わらない愛情を持っており、吾郎もそれを理解しているので彼女には頭が上がらない様子。