概要
声 - 野田順子
吾郎の継母。容姿が吾郎の実母・千秋によく似ている。
元々は、吾郎が通っていた幼稚園の先生(アニメ版では保育園の保育士)。吾郎を幼稚園の外の私生活でも面倒を見ており、吾郎の方も大好きな野球と同等以上に慕っていた。茂治のプロポーズを受け婚約するが、その矢先に彼が急死してしまい、自らの意志で吾郎を引き取り育てる。
茂治の死から4年後、彼のことを忘れられずにいながらも、何かと面倒を見てくれる英毅に惹かれ結婚し、次男・真吾と長女・ちはるを儲ける。
原作最終回を描いたOVA「メジャー・メッセージ」(以下・『メッセージ』)では左肩の故障で投手を引退した吾郎が2人の子供に野手として現役復帰する事を隠し続けることについて彼の妻で自身の義娘にもなった清水薫から相談を受けた際にはかつて打者として復帰した茂治との出来事を話し、「親子なのだからきっと分かり合える」と信じる事を教えた。吾郎の1軍昇格後初スタメンの公式戦では攻守共にいいところがない吾郎にブーイングと心無いヤジを飛ばす観客に激昂。毅然と反論するも英毅に嗜められた。
性格
普段は穏やかだが、吾郎や英毅、真吾が自分勝手な言動を取った時など、ここぞという場面では彼らをビシッと叱り飛ばす厳しさをあわせ持つ。野球に対しては先輩野球選手としてプロ目線の厳しい指摘をする英毅に対して、吾郎や真吾には「楽しく野球をやってくれれば十分」と考えている。吾郎達も血のつながりを超えた愛情を理解しているため家族全員彼女には頭が上がらない一方で、口に出すことは少ないが感謝もしている。
『メッセージ」までは初期までの若々しい外見を保っていたが、「2nd」では年齢相応の外見になり若干ふくよかになっている。