概要
本田吾郎の実父で通称おとさん。物語初期の頃は彼の野球人生を描いてもいるため初期における事実上の主人公と言える。プロ野球の横浜マリンスターズ(横浜ブルーオーシャンズ)の打者。妻の本田千秋を亡くしてからは、ひとりで吾郎を育てていた。妻の死後に無茶な練習をしたせいで腰や肘を壊し一時はヤケ酒に走るほどにショックを受け、引退を考えて別の仕事で生計を立てようとしたが、息子の懇願や親友茂野英毅の勧めで「俺が吾郎に残してやれるのは野球だけ」と再認識、打者に転向して再起する。
再起後は当時から吾郎の面倒を見てくれていた星野桃子に対して千秋の面影を重ねたこともあって彼女に惹かれていき再婚を決意してプロポーズし、桃子からも了承を得る。
来日したジョー・ギブソンから生涯のライバルとして認められたが、次の打席で頭部に158km/hの死球を受けてしまう。当初はその場ですぐに立ち上がり、周囲にも大丈夫だと言っていたが茂野や周りからの薦めで念の為に精密検査をすることを決めるが、翌朝トイレに行った際に倒れ頭蓋内出血により本人も自覚症状がないまま31歳という若さで他界した。彼の死は作中の多くの登場人物に影響を与えている。
なお、試合中の死球による死亡事故は現実でも起こっている。
余談
担当声優の子安武人は、あろうことか裏番組のアニメでもネオ・ロアノーク役で出演してしまっていた。
番組開始は『MAJOR』より一月先(2004年10月9日)だったため最初の一ヶ月間の5話までは出ていたがMAJORが始まった(2004年11月13日)途端撤退・CVなしとなり、茂治の死亡・本編退場後入れ替わるように番組に声付きで復帰している。
おそらくは(野球だけに)バッティング対策と見られるが、エグザスの出番が非常に少なかったりMAJORが11月という半端な時期に始まったりしたのはこの影響の可能性がある。
関連イラスト
関連タグ
上杉和也…作中で帰らぬ人となった野球漫画の登場人物繋がり。