概要
BugFablesとは虫たちが擬人化された世界観をもつアドベンチャーRPGである。
パナマのゲームメーカーであるDangen Entertainmentのもとで開発された。
Steam/windowsにて2019年11月21日に発売され、
switch、PS4、XBOX Oneでのコンシューマ版も2020年5月28日に発売された。
価格はsteam版が2050円、switchとPS4が2750円、Xbox版が2900円。
海外製の作品だがもともと日本語に対応している。
英語・スペイン/ラテンアメリカ語にも対応。
プレイ時間は寄り道しなければ10~20時間ほどで、
すべてのクエストを達成しようとすれば数十時間は軽く超えてしまうボリュームである。
小さな大冒険
アリやミツバチなど多様な虫たちが暮らすバグアリア大陸。
ここでカブトムシのカブ、ミツバチのヴィー、ガのリーフら主人公たちは
無限の生命をもたらすという「えいえんの若木」をめぐる冒険に挑むというストーリー。
絵柄はシンプルでかわいらしいものだが、
ストーリーに関わるキャラはもちろんのこと
敵キャラと兵隊以外のモブキャラもひとりひとり別に作成する(つまり同じ顔をした住民がいない)、
設定ボタンで聞けるチームの会話をすべての場所と固有キャラごとに作成してあるなど、
徹底的に作りこまれた世界観とテキストが特徴。
登場する虫は主だったものでアリ、ハチ、カブトムシ、カマキリ、テントウムシのほか
マイナーなものまで幅広い。虫好きのひとならより楽しめるだろう。
ゲームバランスも絶妙であり、特にハードモードでの難易度設定は
硬派なゲーマーもうならせるほど芸術点が高い。
ペパマリライク
往年の任天堂ユーザーの方ならPVを見てこの作品がペパマリシリーズに
大きな影響を受けていることにすぐ気づくだろう。
しかしシステムと雰囲気はペパマリオマージュでかなり寄せてあるものの、
ストーリーとキャラクターは独自性が強く、けっしてパクリなどではないので
安心して手に取って遊んでいただきたい。
むしろペーパーマリオを記憶を消して最初から遊びたいというような
思いを持つ方にもおすすめできる作品である
登場キャラクター
左:カブ 真面目なしっかり者。チームのまとめ役。
中央:ヴィー 生意気でがめついが有能。ムードメーカー。
右:リーフ 謎多き魔法使い。割と辛辣なツッコミ役。
trailer
外部リンク
steam|Bug Fables: The Everlasting Sapling
Nintendo Switch|Bug Fables~ムシたちとえいえんの若木~