存在自体は『1』においてカイル・リースの口から語られていたが、映画における本格的な登場は『4』からとなる。
T-600は人型ターミネーターとしては初の量産機であり、生身の人間を模した外見を持っている。しかしその身長は2メートル以上で声も機械的であり、また偽装のために被らされている皮膚はゴム製であるため、すぐに見破られるものであった(ただし『4』において放浪中のマーカス・ライトが遠くから巡回中のT-600を人間と見間違える場面はある)。
そのため本格的に潜入を目的にしたと言うよりは、その後の潜入タイプ開発に向けた開発過渡期の機体と言うべきものである。
ただし人間にとっては脅威であることに違いは無く、人間を遥かに超えるパワー(機械のため当然ではあるが)を持っており、生身の人間には到底扱えないミニガンのような銃火器を扱って戦うことが出来る。
骨格はチタン合金製ではあるが後のT-800と比較して耐久性は低く、実弾系の小火器による銃撃でも容易に破壊されるシーンが見られた。