概要
日の本の遥か西よりやってきた神なる竜。
竜胤の力の根源であり、ある意味では今作の黒幕と言える存在。
常しえの存在であり老いる事も死ぬ事もなく、また風や雷を操る力を持つ。
更に強大すぎる力故に意図せずともその力で周囲に影響を与えるようであり、自然に潜む小さな神々が姿を見せなくなる、葦名を流れる川の水を変若水に変えてしまうなど、大きな影響を与えているようである。
桜竜が流す涙には特別な力があり、竜胤の御子に飲ませることで竜胤の力を失わせることが出来る。しかしその為には不死斬りが必要である。
外観
身体の下にある巨大な桜の木と白を基調にした巨大な東洋型の竜が融合し、七支刀を持っているという、印象的な姿をしている。
また、痛々しい傷跡の残る左腕部と生々しくえぐれた胸部の傷跡から、戦いに敗れて隻腕になったという事が察せられる。
桜の木と融合した巨大な白い竜と言う、美しくも衝撃的な姿から人気が高いボスキャラになっている。
戦闘
源の宮のボスであり、神域から向かう事が出来る仙郷で闘う事となるが、その前に中ボス的存在である白木の翁たちと闘う事となる。
白木の翁たち
竜と人が混ざった様な姿をした存在。
口から毒液を吐く他、数人で祈りを捧げる事によって樹木を生やすことで攻撃してくる。
また黒い個体も存在しており、それは1人だけで樹木を生やさせるなど強い力を持っているようである。
一体一体は弱いが数が多い。しかし樹木に登って落下忍殺を決める事によって特殊な忍殺となる。
それは翁の一体を刀に突き刺して振り回すというもので、周囲の翁たちを一掃することができる。
桜竜戦
白木の翁たちを倒すとムービーが入る。
それは翁たちが一斉に仙郷にある枯れた大樹に祈りを捧げると大樹に桜が咲き、さらに雷が落ちて仙郷の雲が視界を染め、雲が晴れると桜竜が降臨しているというもの。
戦闘に置いては手にした七支刀で斬撃を飛ばして来る他、近距離では噛みついてくる。
戦闘時は周囲に枯れ木が生え、それにランダムで雷が落ちてくるのだが、その雷を使って雷返しを行うことで攻撃を行うことが可能。
それを繰り返して体力が残り僅かになると第2形態へ移行、七支刀を滅茶苦茶に振り回して大量の斬撃を飛ばしてくる。さらに大技として七支刀を雲に突き刺して風を集め、溜め終わると同時にガード不能、回避不能の衝撃波をエリア全体に放ってくる。
しかしこの段階に入った頃には桜竜の体力は雷返しを1度当てるだけで尽きるようになっている為、普通に戦闘をしていれば当たることは無いだろう。
ちなみに最後の雷返しは特殊な演出となっており、風で上空に舞い上がった後桜竜が振るおうとする七支刀をもう一度風に乗り上昇することによって回避、そのまま遥か上空から雷返しを叩き込むという非常にかっこいいものとなっている。
どちらかと言うとイベントボスに近い存在である。
また、忍殺も殺すのでは無く目元を僅かに斬って涙を手に入れる拝涙となっている。
余談
雷返しを使わずガチンコで倒す事も一応可能ではある。が、第1形態では噛み付きの隙にちまちま斬るだけとなり、第2形態では衝撃波に耐えつつ手裏剣で攻撃することとなる上にそれだけでは倒せず、最後には結局雷返しを決めなければならない。
体力も非常に多い為、縛りプレイでもない限りはやらない方が賢明である。
七支刀の色や斬撃を飛ばすという攻撃方法から、桜竜の手にする七支刀は今作における月光剣ではないかと噂されている。