概要
2006年7月から12月まで全6話が放送された。
画家である小松崎茂の絵物語『地球SOS』を原作としたSFアニメ作品。原作を生かしたレトロフューチャーな世界像を特徴とする地球侵略ものSFである。
冒頭に述べたとおり、AT-Xでは毎月1回“AT-Xプレミア”と称した1時間の特設枠にて放送した。このような放送形式のテレビアニメ作品は、2001年 - 2002年に同AT-Xで放送された『フィギュア17 つばさ&ヒカル』以来となる。なおAT-Xプレミアでは、毎回初回放送のみがノンスクランブル放送(常時「AT-Xプレミア」のロゴ表示あり)、リピート放送時はスクランブル放送(常時ロゴ表示無し)での放送となった。
2007年1月からの地上波放送ではオリジナルの全6話を前後編に分割し、各編30分番組に再構成して全12話として放送した。NHK-BS2でも同様の放送形態である。なお、地上波では提供画面及びクレジットは表示されなかった。また、ディズニーXDではその前後編を2話ずつ放送するという、ほぼAT-X版に近い放送形態となっている。
あらすじ
西暦2000年、人類は公害を出す事の無い究極のエネルギー発生装置・G反応機関を利用した爆発的な技術進歩と調和の時代を迎えていた。
そんな折、地球首都・メトロポリタンとニューヨークをわずか1時間半で繋ぐ超弾丸列車・イナズマ号が開通式当日にナゾの光に包まれ、文字通り“消失”するという奇怪な事件が発生した。
偶然消失の場に居合わせた2人の天才少年 ― ビリー・キムラ、ペニー・カーター ―は事件を調査するうちに、世界各地で同じような事件が続発しているという事実を知る。
そして2人は国連が秘密裏に設立した地球防衛組織・迷宮機関と関わりを持ち、事件の背後に潜む、恐るべき地球外生命体の陰謀から地球を守る為に彼らの頭脳と、そこから生み出される数々の英知を駆使して戦いを挑んでいくのだった。
登場キャラクター
- ペニー・カーター(CV:斎賀みつき)
- ビリー・キムラ(CV:渡辺明乃)
- マーガレット(CV:日笠山亜美)
- ロッタ・ブレスト(CV:広橋涼)
- アルバード・ブレスト博士(CV:小川真司)
- ジェームズ(CV:うえだゆうじ)
- エメリー(CV:大原さやか)
- アンダーソン博士
- 李博士
- ウォルター
- マギー
- クレイトン大尉(CV:池田勝)
- トーマス・スチムソン教授(CV:品川徹)
- フリーマン(CV:鈴木勝美)
- ホーナー(CV:小山武宏)
- トニー・キムラ(CV:稲葉実)
- オデンワルド教授(CV:楠見尚己)
- トレーシー
主題歌
オープニングテーマ
「ProjectBLUE 地球SOSのテーマ」
作曲・編曲 - 大島ミチル
エンディングテーマ
「風の産声」
作詞 - 稲葉エミ / 作曲・編曲 - セキタヒロシ / 歌 - solua
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | 怪円盤襲来! スカイナイト発進せよ! |
第2話 | 要塞島出現! メトロポリタンX危機一髪! |
第3話 | 侵略の魔手! G反応炉作動せず! |
第4話 | 遊星人の罠! インビンシブル号応答せよ! |
第5話 | 極限の攻防! エレメントXの謎を解け! |
第6話 | 超兵器出撃! 地球最期の戦い! |