概要
LFOとは、『交響詩篇エウレカセブン』に登場する人型巨大ロボットのことである。正式な名称はライト・ファインディング・オペレーション。通例その操縦者は「パイロット」ではなく「ライダー」と呼称される。
全てを機械装置で造った従来のロボットとは違い、アーキタイプと呼ばれる地中から発掘された人型を素体としており、それに操縦系統と装甲、武装を施したものがこれである。
主な移動手段としては当時流行していたリフティングなる波乗りのようにトラパーという特殊なエネルギー波にのる方法が採用されている。また車両形態に変形も可能だが、格納以外ではあまり有用性を感じられない。そもそもこの車両形態自体も、アーキタイプ研究の途上で、刺激を与えたアーキタイプが偶然車両に似た姿に変形したのが起因である。
尚、塔州連邦軍で使われる軍用のLFOはKLF(クラフト・ライト・ファイター)と呼ばれる。
KLFは一般兵用の量産型の多くには、操縦支援用技術であるコンパク・フィードバック・システム(CFS)を備える。CFS中に蓄積された操縦データがコンパク・ドライヴ経由でライダーの意識にフィードバックされることによって、本来は高度な技能を要するLFO戦闘が一般兵にも可能となった。
ちなみにこのアーキタイプとは本来コーラリアンが人間を模索する過程で生み出したコミュニケーションツールの一つであった。つまりコーラリアンの一種なのである。だが完全な人とのコミュニケーションには至らなかった為放置され、それを偶然人間が発見して使用したのが本機体群である。