概要
31話「人質機械獣電磁波作戦」に登場した、三体の同型の機械獣。
蠅、もしくは蚊を思わせる細身の外観で、細い手の先は蚊などの昆虫を思わせる形状になっている。
背中には昆虫の翅のような翼があり、自在に空を飛ぶ。頭部には触角と髭状の触手を持ち、触角からは電磁波を、眼からは熔解光線を放ち、マジンガーZを苦しめた。
劇中には同型の三体が登場する。茶褐色の機体がメガロンP1、青色がメガロンP2、黄色がメガロP3で、機能および性能は同じ。頭部には人間の搭乗席があり、捕えた光子力研究所の整備員をそこに乗り込ませ、人質とした。
全高12m、重量110t。
デザイン原案は石川賢。
頭部の両目が丸型の複眼で、より昆虫に酷似していた。決定稿では全身の線が清書され、両目の複眼が菱形にされた。それ以外の変更点は無い。
劇中の活躍
マジンガーZの抵抗を封じるべく、ドクターヘルは光子力研究所の整備員三人を人質にとる。
三人は催眠術をかけられ、メガロンP1からP3に搭乗させられ、送り込まれた。三体の機械獣の放つ電磁波に苦戦する甲児。
しかし、アフロダイAは新兵器、「電磁波消去銃」を用いてZの窮地を救う。
反撃の糸口をつかんだ甲児は、ホバーパイルダーでメガロンの頭部の搭乗席の人質を救出し、そのまま機械獣を粉砕するのだった。
関連項目
エアロスB1・B2・B3:三体の、空飛ぶ機械獣。エアロスは同型ではないが、「作戦遂行のため、三体で出撃」「三体とも飛行能力を持つ」という点が共通している。