概要
2018年に発売したBOシリーズの4作目の作品。
BO2から20年後、BO3の20年前である2045年が舞台の作品。
PlayStation Storeでのダウンロード版での売上はCoDシリーズ最高で『レッド・デッド・リデンプションII』を越し、驚異的な売上を叩き出した。
今作はCoDシリーズでは初のキャンペーン非搭載作品であり、発売前には賛否両論だった。(BO3のPS3/XBOX360版にもなかったがこれは無茶移植のための容量の削減の為なので含めない。)
また、初めてCoDシリーズでバトルロイヤルをモードとして取り入れた作品でもある。
マルチプレイヤー
BO3のスペシャリストたちが20年前の若い頃の姿で登場する。
(目や体を機械化していなかったり、グラビティスパイクが一本だけ、等。)
BO3では登場していない本作オリジナルのスペシャリストも登場する。
BO2まで登場していたBOシリーズ屈指の人気キャラであるフランク・ウッズが今作ではマルチプレイヤーのチュートリアル解説役として機械の中で再現されたAIが登場する。
BO3で不評だったブーストジャンプは無くなり、シリーズ初の体力が150の作品もあり、従来の作品と比べてより集中的に狙わないと敵が倒せない仕様になっている。
その代わり、体力の自動回復がなくなっており、傷を負う度、その都度注射器で治療する必要がある。この注射器、「スティム・ショット」は次回作のCoD:MWにも「その場で体力を全快にするアイテム」として採用された。
BO2から存在しているピック10システムは今作でも採用されているが、BOシリーズの次回作であるBOCWでは撤廃された。
課金システムであるフォートナイトから広まったバトルパスシステムは今作で初めて採用された。
今作で追加DLCで購入する課金マップはマッチングに弊害が起きるため撤廃となった。
ブラックアウト
シリーズ初のバトロワとして注目されていたが蓋を開けてみれば流行であるバトロワは取ってつけられた感が強く、ユーザーが求めている過去作のリメイクマップは何故かこっちに登場し、人気だったバトロワ系は無料ゲームだったのに対し、こちらは無料ではない、しかも数か月後には無料で現在大人気の「ApexLegends」がリリースされたという形で袋叩きにあったため、かなり不人気なバトロワとなってしまい、同時期のライバルであるバトルフィールドVのバトロワ、ファイアストームと同じような末路をたどることになる。
また過去作のキャラが使えるのが一方に傾いていた上で通常スキンの解除条件も鬼畜だったのも敗因の一つと言えるだろう。
今作の大敗を活かしてか次回作のCoD:MWに搭載されたWARZONEは個別でプレイできるうえ、無料になり、異常なまでの伸びを見せ、人気バトロワの一つとなった。
余談
- そんな不評なバトロワだがBO1に登場したマイナーキャラであるマガダンの怪物であるセルゲイ・コジンが使用できたりする。
- BO2よりあとの世界線であるためKAP-40の後継機種であるKAP-45が登場したりしてるがなぜか一部の武器はBO3の頃より名称が発展している武器がある(例 ICR-1(BO3)→ICR-7(BO4))