和田豊
わだゆたか
和田豊とは、かつて阪神タイガースで活躍した元プロ野球選手。内野手(主に二塁手)。右投右打。
2012年から2015年まで阪神タイガースの監督をつとめていた。
概要
1962年9月2日生まれ。千葉県出身。
日本大学から、1984年のドラフトで阪神タイガースに3位指名を受け、入団。ルーキーイヤーである翌1985年には控え内野手としてだが、リーグ優勝と日本一を経験した。
入団当初は遊撃手だったが、1990年代に入ってからは二塁手のレギュラーとしてプレー。1990年には、自身初の打率3割を記録。長打率も生涯唯一4割を超えた。また同年の三振はわずか59個で、生涯ワーストの数字ともなった。守備にも定評があり、1992年から3年連続で二塁手としてゴールデングラブ賞を受賞した。
2001年に現役引退。現役引退後は阪神の打撃コーチ・二軍総合コーチ・内野守備総合コーチを歴任。コーチとして緻密なデータ解析をすることで選手の信頼を獲得、2003年と2005年の阪神のリーグ優勝を後押しした。
2012年シーズンから第32代阪神タイガース監督に就任。2015年の監督退任後はオーナー付シニアアドバイザーを経て、現在は球団本部付テクニカルアドバイザーとして球団に籍を残している。