概要
アルトリーベ1作目において、2年目の空賊イベントで登場。元はオフリー家令嬢の取り巻きであり、彼女の命令でオリヴィアを騙して、彼女を罠に嵌める役目だった。
異世界ではオリヴィアの伝手でリオンに接触、ロストアイテムの所持者だろうと問題ないと高を括っていた。しかし、ゲーム知識からカーラがオフリー家の差し金であること、空賊と共犯であることを知っていたリオンに逆に罠に嵌められた上、空賊は呆気なく討伐されてしまう。
ウェイン家の屋敷に到着後、父親である当主の耳に討伐依頼を持ちかけた事が明らかにされて狼狽したカーラは、オリヴィアに今回の責任を押し付けて逃れようとした。だが、リオンが男爵の立場で戦力を動員し、すでに間違いでは済まされない事態である事を突きつけられ、父親には事実を話すように問い詰められてしまう。さらに、ルクシオンの監視で空賊と内通してた事やオリヴィアに責任を擦り付ける気でいた事もバレてしまい、ダメ押しのように空賊が口を割ったという会話誘導によって観念し、実家のウェイン家の前で悪事を自白させられしまう。
その後、悪事の証拠を掴まれたオフリー家とその一派は一掃される事になる。幸いウェイン家は免れるも、自身は捨てられて学園の見せしめにされる。
オフリー家の寄り子であったため、寄り親である家の伯爵令嬢の取り巻きをしていたが、カーラには主人に対する忠誠心など微塵も持っていなかった。カーラも例に漏れずホルファート王国の貴族令嬢として平民を見下す負の部分もあるにはあったが、そんな彼女でさえ歪みきった主人には辟易しており、リオン達に罠を仕掛けたのも下手に逆らって酷い仕打ちを受けたくない、要するに次のイジメのターゲットになりたくない一心からだった。
そして、誰にもそう言った事情を理解されず、孤独に憔悴していたところを(リオンを嵌めた功績で)マリエに救われ、マリエの友人、もとい取り巻きになる。
偽聖女騒ぎや公国との戦争を経てマリエとの間に信頼関係が生まれ、5馬鹿の所為で色々と苦労もあるが、オフリー家令嬢の取り巻きだった頃よりは幸せな日々を過ごしている。
