アルヴィス・アルバース
あるゔぃすあるばーす
『昔勇者で今は骨』の登場人物
概要
本作の主人公である、生前勇者だったスケルトン。前頭骨に一房残った青髪が特徴。
魔王オルデンとの戦いで致命傷を負うが、迅速に戦線復帰の出来る「死霊術によるアンデッドとしての復活」を自ら望み、結果として見事魔王を討ち倒した。
鋼の意志を持つ一方で快活な性格をしており、アンデッドになってもなお所構わず人を惹きつけるカリスマ性を持つ。アンデッドネタを絡めたジョークが得意(だが周囲のウケはイマイチ)。
困った人を見ると助けずにいられない性分で、自分と同じく理不尽に屈せず立ち向かう者を好み、「勇がある」という独特の表現で評価する。
一方で廃墟や民家にあるツボや箱などを見ると、衝動で調べてしまう悪癖を持つ。
生前はその勇名から多数の縁談を押し付けられていたが(少なくとも五ヶ国連合の姫君を筆頭に、12名との婚約が確定していたらしい)、それらが諸国のいさかいや権力争いの火種となるのを危惧していた故に、表向き死亡扱いになったことは本人にとっても都合が良かった様子。