うわさ
例え全てを失ったあの訴訟で打ちのめされても、フレディは疑わなかった —— 法律は「しても良いこと」の許可でなく、「してはならないこと」の規定であると。しかし今「してはならないこと」など残されているだろうか。
概要
CV:李元韬(原語版)/ 逢坂良太(日本語吹き替え版)
アプリゲーム「IdentityV」に登場するサバイバーの男性。
基本的に上から目線で口が悪い性格。泥棒とは相性が悪く度々喧嘩を引き起こす。
皮肉屋が目立つ一方、多かれ少かれ女性には優しく接する紳士であり、さらに惚れた相手には一途に身を尽くす面を持つ。
ちなみに医療関係者を嫌悪している。
プロフィール
名前 | フレディ・ライリー |
---|---|
年齢 | 38歳(1月12日生まれ) |
出身階級 | 中産階級 |
職業 | 弁護士 |
性格 | 傲慢で皮肉屋、貪欲、排外主義、言うだけで約束を守らない |
好きなもの | マーシャ、金銭 |
嫌いなもの | ゴキブリ |
特技 | 執筆、交渉 |
趣味 | 閲読、執筆 |
容姿
真ん中分けの巻き髪・丸眼鏡・出っ歯が特徴の面長な男性。白いワイシャツと赤ネクタイのスーツ姿で左ポケットにはメモ帳と万年筆を携帯している。
性能
外在特質
- 深謀遠慮
常に地図を携帯しており、未解読の暗号機、脱出ゲート、サバイバー及びハンターの輪郭を確認できる(解読進度が50%以上である暗号機やすでに開かれているゲートの色は黄色から青色に変わる)。
・要点記録:地図を持っている状態で暗号機の解読進度が100%に達すると、解読速度が20%上昇する。
- 無情な心
虚言は彼の血液に溢れている。弁護士はいかなる場合でも恐怖の一撃に命中されることはない。
- 高飛車(旧名称:中産階級)
弁護士は富裕層の出身で、体が弱い。板・窓の操作速度が10%低下する。
- 荘園旧友
ゲーム熟練者が参加する場合、初心者に比べ、攻撃を受けたあと鋭敏さが加わる。毎回攻撃を受けるたびに獲得する加速時間の伸びは2秒である。
主な立ち回り方
解読型サバイバー
初期所持サバイバーの中では庭師に次いで扱いやすく、解読型の入門として適している。
開始直後や解読完了後の移動時に地図を使い、ハンターの位置を確認すれば安全に行動できる。サバイバーと暗号機の位置および解読進捗がわかるので、チェイスや救助でその場を離れた味方の引継ぎも円滑に行える。
暗号機を1台解読完了すると、2台目以降は解読速度120%で回せる。正確には「解読100%分の演繹得点を獲得する」ことが発動条件で、1台目を途中まで解読した後で他の暗号機を解読すると、2台目の解読中に上昇ボーナスを得られる。暗号機の調整に失敗しても解読速度上昇に必要な進捗は増減しない(1台の暗号機を解読中に調整失敗しても、その暗号機の解読完了と同時に上昇ボーナスを得る)。
恐怖の一撃が発生しないので、板や窓で即ダウンを取られない。解読や救助でも恐怖の一撃が発生しないことを利用したゴリ押し、さらには通電直前の回復粘着(ダウンしているサバイバーを治療し、風船で縛られなくする時間稼ぎ)のような荒技も可能。ただし負傷中や、ハンターの内在人格・引き留めるが発動しているときに攻撃を受けると当然ダウンしてしまう。
おすすめの内在人格はチェイス特化の中治り、割れ窓理論ほか(いわゆる39)。チェイスに自信があれば救助恐怖を受けないことを利用した中治り、危機一髪、膝蓋腱反射(いわゆる369)の救助型も可能だが、自衛能力を下げてハンターに向かっていくこと自体が無謀と言えるため上級者向けであり、救助をしたければ素直に救助が得意なサバイバーを使った方がいい。ポイントが足りない序盤はまず受難、中治り、起死回生を取り、操作に慣れないうちは余ったポイントを自らを欺くや寒気に回すと安定しやすい。
弱点
他のサバイバーの方が弁護士よりもできることが多い。
・他の解読型サバイバーよりも立ち上がりが遅い。
・暗号機の把握、効率化は囚人の方が得意。
一長一短だが、チャットできちんと連携が取れて、他の解読型が使えるようになれば弁護士を使用する利点は薄い。
ワープ系スキルや補助特質の瞬間移動による奇襲に弱い。ハンターの位置が確認できても対処しきれず、無情な心と荘園旧友を持ってはいてもチェイスが得意ではないのでハンターに狙われやすい。奇襲に弱いのは他の解読職も同じだが、弁護士は立ち上がりの遅さからチェイスになったときのデメリットが大きい。
衣装(スキン)一覧
SSR | |
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海賊航海士 | 白ウサギさん |
彼にはひとつの目しかないが、彼の目の中の地図には、多くの人が探し求める秘密が隠されている。 | 「遅刻だ!遅刻だ!」 |
ランスロット | |
聖杯の地図が手に入れば、もう道に迷うことはない…だろう… |
SR | |
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バーテンダー | 蒸留酒職人 |
婚礼式典での美酒は決して注目されるものではないが、今回は酒利きの者たちでさえ、ざわざわと散っていった。 | 彼の作品は決して「つまらない」等の評価を受け入れない! |
ゴブリン | 地の精 |
ゴブリンと地の精の違いを知ってもらうため、彼は赤い服を着ることにした。 | 人間はよく野心と貪欲と間違える。もちろん、地の精とゴブリンの区別も付いていない。 |
蛙の夢 | 記録員 |
彼はこの浮ついた楽園が好きではない。いつも彼は、自分が井戸の底に座って、歓声と笑い声が苦痛に満ちた叫び声に変わるのを静かに聞く夢を見ていた。まさか夢が現実になるとは思いもしなかった。 | 僕は不思議が大好き。先の風景を記録するのが最大の楽しみなのさ。 |
隊属記者 | 迷うセーラー |
大ニュースの匂いがするぞ。隊の一人ひとり、全員に口には出せない秘密があるみたいだ。 | どんなに正確な海図であろうと、夢の終点を示すことはできない。 |
ソース | |
どうすればこのキッチンで必要不可欠な存在になれるかは、極めて複雑な問題だ。なにせ、俺たちはジャンクフードを提供していないからな。 | 手に握る金より価値があるものはないだろう。 |
R | |
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ブラック | サファイア |
黒は穏やかさと専門性の象徴。 | 青は信頼と才能の象徴。 |
グリーン | 桜色 |
緑は活力と機知の象徴。 | ピンクは気取らなさと悦びの象徴。 |
コーラルレッド | |
赤は情熱と執着の象徴。 |
初期衣装 | ボロい服 |
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初期衣装。すべてが自然に見える。 | 服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
裏面 | |
これは今まで他人に見せたことのない顔であり、取り戻せない過去を象徴している。 |
関連タグ
背景推理(ネタバレ注意!)
この先ゲーム内における「背景推理」のネタバレを含みます。
1.協力パートナー | 成功するビジネスパーソンには、常にひとり以上の頼れるパートナーがいる。 |
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1通の結婚報告:1874年3月14日、レオ・ベイカーとマーシャ・レミントンはコヴェントリー郡にて結婚する。この夫婦は神父ジョセフが見守る中、愛を誓い合い、マーシャ・レミントンは即日マーシャ・ベイカーへと改姓する。 | |
2.金掘り師 | ゲームフィールド内にはいいものがたくさんありそうだ。 |
フレディ・ライリーの人生のモットー:利益に繋がるチャンスを絶対逃さない。 | |
3.独占ニュース | 「変化の時代だからな、独占ニュースをつかむことが成功へと繋がるんだ!」 |
1枚の広告:フレディ・ライリーはあなたのために最高のファイナンシャルアドバイスをご提供します。不良債権処理及び買収のプロ、あなたの頼れる事業パートナーです。 | |
4.勤勉 | 人は努力したほうが信頼されやすい。少なくとも、努力しているように見せるべきだ。 |
1枚の名刺:フレディ・ライリー、あなたのビジネスと成功のために尽力します。 | |
5.運命 | 俺たちが出会ったのは運命だと思う。 |
1通の手紙:フレディ・ライリーがマーシャ・ベイカーに宛てたラブレターだ。恋に落ちたこの弁護士は、何かを企んでいるようだ。 | |
6.自ら災いの種をまく | よく知らない人を招くのはリスキーだ。しっかり覚えておくよ。 |
1通の手紙:レオ・ベイカーとマーシャ・ベイカーは、1877年12月21日に開催された、リサの1歳のバースデーパーティーにフレディ・ライリーを招待した。 | |
7.隠された嫉妬 | あいつはここから消えるべきだ。いや、俺の前に現れないでくれ。 |
1枚の写真:3人家族が写っているが、誰かが写真を切り裂いたため、父親の顔が写っていない。 | |
8.親切ごかし | 救いの手を差し伸べたのは情に流されたからではない。もっと大きな利益を勝ち取るためだ。 |
1件の報道:負債額が4桁にのぼる軍需工場に新たな経営者が見つかる。 | |
9.完璧な計画 | あいつは本当に愚かだ。すべては私の手の平にある。 |
1件の報道:軍需工場が火事、新任工場長が失踪。 | |
10.遠くへ逃げる | やっと…成功した。 |
1枚の写真:フレディ・ライリーとマーシャ・ベイカーが親密そうに寄り添っている。手にはウェディングブーケを持っている。 |
背景ストーリー
フレディは過去の訴訟での失敗に縛られ、今はつまらない仕事で雀の涙のような給料を得ている。
しかし、過去の束縛から逃げ出す方法を見つけ出し、最終的にはこれまで経験したこともないような生活をしてみたいと思った。
例えば、高額の賞金を手に入れたり、法律事務所の仕事につけたりとか。
何よりもまず彼は、彼の美しい生活を壊した元凶を探し出さなければならなかった。
探偵の元に届いた手紙
一通のお別れの手紙
親愛なるフレディ:
あなたがこの手紙を目にした時、私はすでに去っているでしょう。
あなたが戸惑うことは分かっています。ですが、あの新聞を読んでください。
いいえ、その必要もありませんか。新聞に取り上げられた事件に関しては、あなたが誰よりも分かっているはずですから。
あの忌々しい買収が、すべてを台無しにしたのです。
ホワイトサンドを離れる前の夜を覚えていますか?
私はあなたにこう聞いたはずです。ミネルヴァは本当にいい投資計画なのですか、と。
あなたはこう答えましたね。投資者が充分な経験と資本を持っていれば、この計画は必ず彼に巨額の財産をもたらすはずだと。
ならば、新聞が何と言っているのか、その目で確かめてください。
「この哀れな投資者は借金が四桁を超えた工場を購入した」。
ええ、確かに、レオは賢くありません。投資経験もなければ、資本などもっての外でしょう。
ですが、どんなに頭の悪い人間でも、お金をかけて借金を背負うことなどするわけがありません。
これを聞いたあなたの反応なら、嫌でも分かります。
だから、私もそこに残ってあなたの綺麗事を聞くつもりはありません。
リサ、私の愛しい娘。あの子を孤児院の送るなんて、私には絶対にできない。
まだ生まれていないアヌシーには、新しい名前を付けてあげようと思っています。
私たちの生活を心配する必要はありません。
アヌシーはリサと一緒に、正直で誠実な大人に育ちますから。
フレディ、責任から逃れられる人間はいません。
私たちは皆、自分が犯してきた罪を償うべきなのです。
マーシャ・レミントン