アバンテ系の最上位版のイグレスの廉価版として、1990年に投入された製品である。イグレスで導入されたチタンやCFRPなどの高価な軽量素材を安価でごくスチールやFRPのような一般的な素材に置き換えることにより低価格化を実現。
手ごろな価格と高性能の両立を実現したことなどによって人気を集め、ユーザーからはアバンテとくらべて軽量で気負いがいらず「よく走る」と高評価をうけた。
ボディーデザインは初代アバンテをイメ-ジしつつ、ノーズ部分をより細く、コクピット後ろ側は曲面をいれるなど若干のリファインを加えたものを採用。
なお、2020年12月にバンキッシュがVQS2020として再販されたことにより本機はアバンテ系車種では唯一再販が行われていない車種となっている