アバンテに代わってアバンテ系の最上位版となったイグレスの廉価版として、1990年6月に投入された製品である。イグレスで導入されたチタンやCFRPなどの高価な軽量素材をスチールやFRPのような安価でごく一般的な素材に置き換えることにより低価格化を実現。
手ごろな価格と高性能の両立を実現したことなどによって人気を集め、ユーザーからはアバンテとくらべて軽量で気負いがいらず「よく走る」と高評価をうけた。
ボディーデザインは初代アバンテをイメ-ジしつつ、ノーズ部分をより細く、コクピット後ろ側は曲面をいれるなど若干のリファインを加えたものを採用。
なお、2020年12月にバンキッシュがVQS(2020)として復刻し、ホットショットⅡとスーパーセイバーも2023年から2024年に掛けて復刻したため、本機は80年代〜90年代に発売されたタミヤの4WDバギーではマンタレイ系のコンカラーと共に再販が行われていない。ただし、コンカラーと違いボディについてはイグレス(2013)が発売された時に限定販売されている。