リング(絶狼)
りんぐ
深夜特撮『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』の登場人物。
演:セイン・カミュ
人物像
紳士的でホラーの中では珍しく人間との共存を考えており、その一環としてコミュニティと呼ばれる集落を作っている。
やがて争いの無い世界を望むイユを愛するようになり、コミュニティの設立へと繋がった。
コミュニティ内では教祖的な存在として振るまい、窮地に陥った人間に対しては穏やかな口調で救いの手を差しのべているが、その実態は「多数の人間を生かすために少数の人間を共存のための『礎』として犠牲にする」という独善であり、コミュニティのルールに従わない人間に対しては容赦なく処罰する冷酷さも持ち合わせている。
それらの思想故に番犬所からは危険視されている。
コミュニティ
人間とホラーが一緒に暮らしている集落。
表社会で生きられなくなった人間達を保護する駆け込み寺的側面もあったようだが、その一方ではホラー達が安全に人間を喰らうための餌場という役割も兼ねている。
定期的に住人達の中から1人が生け贄に選ばれ、対象となった人間は血のドルチェにされてホラー達に喰われてしまう。
劇中で直接描写されたシーンは少ないが、住人の大半がただ目先の保身しか眼中にない者ばかりであり、中には平気で他人を犠牲にして助かろうとするエゴイストや逃亡中の犯罪者まで含まれる。
また、コミュニティ内のホラー達は表面上はリングに付き従っているが、そのほとんどが住人達をただの餌としか見ておらず、血のドルチェの調達が遅れたら即座にリングを裏切る事も辞さない模様。
早い話が羊と狼を同じ檻の中に入れるようなものであり、絶狼こと涼邑零から「人間をドルチェにして喰うのが共存か!?」と全否定されている。