「この世界を破壊し、楽園を創造する」
「私を止められるか?飛電或人」
演:伊藤英明
変身する仮面ライダー
概要
『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』に登場する人物。
仮面ライダーエデンに変身する。
自らを「楽園ガーディアの創造主」と語っており、その楽園の為に人類の全滅を画策している模様。
アズが見出した新たなるアークの意思を受け継ぐ人物のようだが、先行登場時の時点ではアークを知らないような素振りを見せており、更に当のアズからは「人類を超えた悪魔」と称されるなど、未だ詳しい人物像は不明。
最終話「ソレゾレの未来図」
映画に先がけて登場。
深夜の屋上にて「エスの考えに賛同」した人物から送られたメールをタブレットで見ていたが、そこにアズが来訪。
上述の質問と共に彼女からゼロワンドライバーとアークのプログライズキーの量産型を受け取り、それらが変化したエデンドライバーとエデンゼツメライズキーで仮面ライダーエデンへ変身した。
劇場版「REAL×TIME」
「神が、6日で世界を創造したのなら……私は60分でそれを破壊し、楽園を創造する」
「さぁ、私に選ばれし信者達よ。変身せよ!立ち上がるのだ!!」
「私に選ばれたお前達はこの戦いの後、『楽園ガーディア』へ導かれる!!」
冒頭の時点で飛電或人を上記の犯行予告でおびき出し、仮面ライダーエデンに変身、世界に向け宣戦布告映像を流しながら仮面ライダーゼロツーと激闘を繰り広げた。
戦いにおいてはゼロツーの方がやや優勢だったのだが、再生能力により普通であれば倒されてもおかしくない様な攻撃を何度も受けても復活し、逆転するとゼロツープログライズキーを奪い信者達を扇動。衛星ゼアの力を利用してヘルライズプログライズキーを作り出した。
しかし、彼の正体に関する調査と、或人が「ある人物」と接触したことで、彼の正体と真の目的が明らかになっていく。
その正体についてはこの映画の根幹を覆す重大なネタバレを含むため、正体の個別ページを参照。
余談
- 名前の由来はドイツ語で「それ」を意味する単語「es」と思われる他、精神分析学における本能的な欲求、生理的な衝動を指す用語の「es」の可能性も考えられる。
- 演じる伊藤英明氏は仮面ライダーシリーズの出演は初であり、公式発表後のコメントでは、幼少の頃から仮面ライダーが好きで「スカイライダーが永遠のヒーローだった」とも語っている(ちなみにスカイライダーもゼロワンと同じく、原点回帰を謳った作品である)。このコメントの時点では窺えなかったものの、その後イベントに登壇した際には、「プレミアムバンダイの会員になっている」「この間もサウザーと001のS.H.Figuartsが届いた(どちらもプレバン限定品)」と語っており、かなりガチなライダーオタクであることが判明した。
- 公式発表後、一部のネットでは伊藤氏が悪役として強烈のインパクトを残した映画「悪の教典」からもじって或人のギャグよろしく「アークの教典」と言われるネタが見られた。なおこの映画には、前述の「ある人物」の演者も出演していたりする(とは言っても、その関係性は本作とはまるで違うのだが)。
- また或人役の高橋氏も同様に生徒役で学園系サスペンス作品(こちらはドラマであり、奇しくも「悪の教典」で教師役の伊藤氏に対して生徒役と見事対になっている)「先生を消す方程式」に出演しており、「アークの教典」に混じって「先生を消したい或人VS生徒を消したいエデン(エス)」なるネタ的反応も見られた。
- ちなみにスタッフトーク付き上映にて、伊藤英明氏の出演はなんと伊藤氏側からの「ゼロワンの映画に出たい」という逆オファーであったことが明かされている。
- そのため、脚本完成以前から配役は決定しており、半ば当て書きに近い形でキャラクター像が構築されていったとのこと。
- ズバットバットウ3弾でガンバライジングにエデンが参戦した際にはセイバーの面々に混ざってゲーム開始時のシステムボイスを披露している。もちろんボイスは伊藤氏本人がアテレコした物。
関連タグ
仮面ライダーゼロワン 通信衛星アーク 仮面ライダーエデン 哀しき悪役 ???
飛電其雄:既に登場していた名前に「それ」を持つ人物。彼もまた映画で仮面ライダーに変身した。
南雲影成:娘のための楽園を作らんと暗躍した、5年前の脚本家繋がりの仮面ライダーの劇場版の敵。こちらも主人公の説得で戦いをやめた。
劇場版仮面ライダーボスキャラクター