「さあ、この世界を終わらせよう!『楽園ガーディア』創造のために・・・」
演:福士誠治
概要
『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』の登場人物。
仮面ライダーアバドンに変身する白服集団の幹部の1人。冷徹な性格。
正体
「ここからは……私が楽園の創造主となる!」
シンクネットの利用者の1人で、ベルの姿はナノマシンで作り上げたアバターである。
ベルのユーザーはアバターと同じ姿で、普段は精神科医として働いている。
終盤で楽園ガーディアの真相を知り、他の信者を率いてエスに反逆。
自ら計画を実現すべく、エスからエデンドライバーとエデンゼツメライズキーを奪い、仮面ライダールシファーに変身。仮面ライダーアバドンの軍団を率いて仮面ライダーゼロワン リアライジングホッパーと仮面ライダーゼロツーとの最終決戦に臨む。
余談
ネタバレ込みの考察
名前の由来はオリエント神話に伝わる神・バアル(あるいは同神格が貶められ変化した悪魔・バエル)と思われる。
バアルはキリスト教の伝搬以前は『主』を意味し、男神や土着神の大半は『バアル・~~』と名付けられ、キリスト教が伝搬後はベルゼブブやベルフェゴールなど、似た名前の悪魔を生む事態に至った。
上記の通り、ベルはエスから離叛し、仮面ライダールシファーへと変身したが、ルシファーは堕天しサタンへと変貌した。
そして、サタンとベルゼブブの両雄はそろって、イングランドの詩人ジョン・ミルトンの著書『失楽園』では、堕天使として天国に追放され、神に一矢報いようとする描写があり、それらを合わせて見れば可能性はあると思われる。
- ちなみに、予告編の段階でそれらしき伏線は張られており、シンクネットの幹部の中で1人だけ役とキャスト紹介のテロップが表示されており、色も仮面ライダールシファーに似ていた。