概要
1980年代頃にマクミラン・ファイアアームズが開発・製造したボルトアクション式の対物ライフルである。重量のあるマッチグレードのバレルには全体の重量を減らし熱をすばやく放散するための溝が付けられ、反動を減らすためにマズルブレーキが装備されている。軍用、法執行機関用、および民間用にいくつかのバージョンを製造している。
2000年からカナダ軍の長距離狙撃武器(LRSW)C15として制式採用されている。
2017年にカナダ軍の特殊部隊の狙撃手が、TAC-50を使用して3540メートル先にいるイスラム国の兵士を狙撃することに成功し、狙撃の最長記録(前までは2475メートルと、およそ1000メートル以上更新)を樹立している。
データ
全長 | 1,448mm |
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銃身長 | 737mm |
重量 | 11,800g |
弾薬 | 12.7×99mm NATO弾 |
装弾数 | 5発 |