マンティス(魔物娘図鑑)

まんてぃす

マンティスとは『魔物娘図鑑』に登場する魔物の一種。

概要

カマキリの特質を持つ魔物。人と同様に五本指があり、手の甲にあたる部分から鎌が生えている。

俊敏な身のこなしを生かし、この鎌で野生動物を仕留めて食糧とする。

「森のアサシン」と呼ばれ恐れられる魔物だが、魔物娘としては珍しく、人間の男性を見ても襲わないどころか全くの無関心である。

マンティスにとって、必要な時に食べる事が全てであり、食べ物として認識しない人間に構っている暇は無いのである。

しかし繁殖期だと話は別。マンティスも子を成す為に人間の男性と交わる必要がある。

この時期の彼女達は、人間の男性に迫り、その服を切り裂き、極めて事務的に交わろうとするが、交わった瞬間に全てが一転する。

この時の感情と欲望に火がついた彼女達は交わった男性がとても愛おしく感じられ、

快楽と生涯を共にしたいと感じる様になる。

マンティスは初体験の相手を逃す事はなく、まるで護衛の様にその男性に随伴するようになる。

その鎌はただ自分が餌をとる為だけでなく、食糧を夫と分かち合う為の物となる。

夫との間に生まれた子に対しては放任主義な一面があるが、親子としての情や絆はちゃんとある。