魔王タソガレ

まおうたそがれ

魔王タソガレとは魔王城でおやすみのキャラクターである。

概要

魔王城の主であり、スヤリス姫をさらった張本人。

「魔王」とついているところからも分かるとおり、現魔王にしてラスボスである。

魔王という立場からか人間に強気な態度をとっているが、普段一番気にしていることはRPGで言うところの「フラグ管理」「戦闘バランス」「ゲームバランス調整」。勇者が自身の前に容易く辿り着くことがないよう、且つ挫折することがないように日々様々な調整を行っている。

先代魔王である父・ウシミツを敬愛しており、若干ファザコン気味。この世界の魔王という存在は、先代の魔王が膨大な魔力を練って誕生させたものであり、母親は存在しないため当然と言えば当然なのだが……。

戦闘で本気を出す際は姿が変わるらしい。

一人称が「我輩」で、語尾がたまに「〜のだ」。姫いわく「ピュアッピュアで優しくてなんか喋り方がカワイイ」らしい。

姫にゲームバランスを破壊されたり、部下の恋愛相談に振り回されたりと何かと苦労人。

姫への誘拐に関しては負い目を感じているところがあり、何かと気を遣って接するものの、姫の所業により毎度酷い目に遭っており、身から出た錆とはいえ不憫な立ち位置となっている。

そもそも誘拐に踏み切った理由も「魔族の大半が地下世界に押し込まれている現状を変えるため」であった。

長いこと姫と関わることにより、魔族と人間の在り方への考え方が変わり始めている。

姫からは「魔王」及び「タソガレ君」と呼ばれている