概要
メインストーリー第14章から登場。『創聖のアクエリオン』『ゼーガペイン』の平行世界で活動していた謎の少女。フェール(シャッテ)と似た姿をしている。
その正体は、クン・インユェがシャッテを作る過程で生まれ、失敗作として廃棄された個体。
元々は単独で行動していたが、ワクカガと出会ってからは行動を共にし、木星の衛星カリストの遺跡に赴く際、出自を同じくするナイアーラとも合流している。
シャッテの同一存在であるが、「絶望」の力ではなく「願望」の力を有する。
これは失敗作として廃棄される個体であった故に、シャッテに注がれるはずの絶望の力が注がれず空の器のままであった所にワクカガが目をつけ、願望の力を注いだためである。
強い願望を持つために自己の確立ができないように調整されている。
性格面については憎悪を行動原理としていたフェールに対して感情はほぼ無きに等しく本能のままに戦う戦闘マシーンのような印象であったが、オリーヴ・オペールとの接触後は無駄な争いを避けるような一面も見せている。
ソリスとナイアーラの決戦においてはオリーヴに感化されていたこともありソリスに加勢、自らを犠牲にしてナイアーラを倒さんとするオリーヴに替わってナイアーラに組み討ちもろとも消滅したと思われたが、ヴァンオメガが開いた「理解の門」やルーフォスの双子(オキクルミ・サマイクル)の力により生き延びる。
自らの贖罪と「生きて」というオリーヴとの約束を守るためにソリスの面々の元(と言うよりも実質オリーヴの元)へ帰還。
その後はソリスの監視下に置かれる事となり、事実上のソリスのメンバー入りを果たした。
自身を変えたオリーヴにくっ付いていたが後にアヤメとベルタとも交流している。