概要
大人気タイBLドラマTharnType the seriesの続編、TharnType the series2から登場する新キャラクター及びサブカップリング。
メイン画像向かって左(身長が高い方)がLeo、向かって右(身長が低い方)がFiatである。
幼馴染の2人はLeoの家で同居しており、寝る時も一緒に寝ているが本編開始時点ではまだ付き合っていない。
ポスタービジュアルでは仲睦まじく手を繋いでいるTharnとTypeを挟むように立ち、Typeの袖を引っ張るFiat、それを反対側(Tharn側)から見つめるLeo、という構図が取られている通り今作ではFiatがTharnと交際中のTypeに一目惚れをしてしまい、それがTharnとTypeの乗り越える試練のひとつとなっている。
尚本記事はキャラクター紹介をする上で本編のネタバレ及び本編で提示されていない設定(オーディションの時点での設定やシーン)に言及する為注意
キャラクター解説
Leo
(演:Ja Phachara Suansri)
20歳の大学生。家はかなりの豪邸。バスケ部の副主将を務めている。
Fiatとお揃いのペンダントをいつも身に着けており、何よりFiatを大切にしている。
その過保護っぷりは部内でも有名なようで「(Fiatがオーバーワーク気味に練習していると知られたら)Leoに殺される」「Fiatの家庭の事情(後述)をネタにしてると知られたらLeoに殺される」「Fiatがケガをしたと知ったら海外合宿中だろうが飛んで帰ってくる」と言われるほど。実際Fiatが大怪我をしたと知らされた際合宿先のイタリアから即時帰国している。
Fiatとは幼馴染であり少なくとも十年以上の付き合いがある。頻繁にLeoの家に出入りしては泣いているFiatを慰め、幼少期に「父はもう自分を愛していない」と絶望していたFiatに「僕が愛するよ」と声をかけている。本編では出ていないがFiatに自分と同居するように勧めた張本人であり(オーディションより)その際に「ずっとそばにいる」とFiatと約束している。(これが9話で出てくる「あの日ずっと一緒にいると言ったこと~」というセリフに繋がっていると推察される)
長いことFiatに片想いをしており、恋人同士になれると思ったこともあったが本編開始時点では脈なしと判断してあくまで「友達」として振舞っている。「友達」なのでFiatが誰と寝ようと干渉はしないようにしていたが、流石に恋人がいるTypeにアタックしているFiatには露骨に不快感を露わにして何度も諫めている。
自分の気持ちを悟られてFiatが去ってしまうのを何より恐れ、そのくらいならFiatが他人といる隣で苦しんだ方がマシとすら思っている。最終話で見せた独占欲の強さからこの決意がどれだけLeoにとって過酷なものだったかが察せられる。皮肉にもLeoのこの選択が結果的にFiatを追い詰め、本編中のTharnとTypeの大喧嘩を引き起こす原因になってしまった。
第10話でType達の尽力によりFiatの本音を知ることができ、Fiatの告白に応える形で交際を開始した。
Fiat
(演:First Chalongrat Novsamrong)
Leoと同級生の大学生。バスケ部では主将を務めるバスケ部のエース。
Leoとお揃いのペンダントをいつも身に着けており、自分の名前が入ったペンを大切にしている。
止められなければ祝賀会よりも練習を優先してしまうほどバスケに命を懸けており、膝を故障してバスケが出来なくなることを何よりも恐れている。
普段は爽やかで女子人気も高い青年だが、一度精神的に不安定になると子供のように駄々をこねて周囲の人物を困らせることもしばしば。普段はLeoがそんなFiatを受け止めてくれるが、本編開始時点でLeoが海外合宿で留守にしていたためFiatの感情の波を受け止められる者がおらず、部員や病院のスタッフに八つ当たりしてしまっている。(部員の「最近どうしたんだ」という反応から察するに普段は第1話終盤で見せた爽やかな青年としての性格が強く出ていると思われる)
過去に父親が離婚しており、大好きな父親の再婚を阻止すべく過去に家出を繰り返したが努力空しく父親は再婚。Leoの家以外の外泊を禁じられ、家族と溝を深めてしまった過去を持つ。
居場所がなく泣いていたところにLeoから同居話を持ち掛けられ(オーディションシーン)それ以来Leoの家で生活している。
Leoに対しては甘えん坊でケーキを食べる際も口の周りにクリームがつくような子供っぽい食べ方をしたり、Leoの機嫌が直らない時はソファで寝そべってる彼の隣に身体を滑り込ませて甘えてみたりしている姿が本編でも確認できる。
幼少期に満たされなかった経験から常に「愛してくれる誰か」を渇望しており、第3話でSNSで出会ったと思しき男性との夜の関係を匂わせたり、膝を壊した際唯一自分を心配してくれたTypeに猛アタックし、恋人がいると分かっていながら略奪しようとしていたりとその行動は徐々にエスカレートしていく。
口では強気なことを言うが内面は自己肯定感が低く、常に愛してくれる誰かを求めつつも誰からも愛されない、自分は嫌われる為に生まれてきたとすら思っているせいかLeoからの好意には気づいていなかった。
第10話で求めていた「愛してくれる誰か」というのはLeoのことであり、FiatもずっとLeoに片想いをしていたことが判明。バスケが出来なくなることを恐れていたのはLeoに見捨てられることを恐れていたからであり、誰とでも寝たのも、TypeにアタックしたのもすべてLeoへの当てつけだったことが明らかになる。皮肉にもFiatのこの行動はLeoが自分の気持ちを押し殺す原因となってしまっていた。
Type達の計らいでようやくLeoに本音を打ち明けることができ、Leoと交際を開始した。
第11話でLeoと共にTharnに謝罪へ赴き、最終話では順調かつ初々しい交際をしている2人を見ることができる。
余談
- 本編終了後のスペシャルイベントのイメージビジュアルでは、番組ポスターと同じようにTharnとTypeを挟むように立っているが、番組ポスターとは違い2人の視線が合っているという2人の関係の進展を思わせる構図になっている。
- LeoとFiatを演じるJa氏とFirst氏も同学年でありマネージャーも共通である。今後も2人で同じ仕事をすることが期待されている。