概要
オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。
レアリティ | ★4 |
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所属 | 冒険者協会(モンド) |
使用武器 | 片手剣 |
神の目(元素属性) | 炎 |
誕生日 | 2月29日 |
命ノ星座 | 岐路座 |
CV | 逢坂良太 |
人物
冒険者協会モンド支部にて「ベニー冒険団」を結成して活動している少年。冒険団とは冒険者協会にてリスクを避けるために3~4名でチームを組んで依頼を受けるシステムなのだがベニー冒険団には長いことベネット一名しかいない。これはベネット本人の極端な不運体質のせいである。それでも彼は気丈にふるまっているがたまに寂しく感じることもあるようだ。基本的には明るく素直だがセリフの節々に若干卑屈になりかけている兆候が伺える。
能力と戦術
攻撃強化と回復を同時に行える万能サポーター。
炎属性の中ではアタッカー性能が低めだが非常にサポート性能が高いという特徴を持つ。
- 元素スキル『溢れる情熱』
剣に炎元素を纏って攻撃する。長尾しで貯めができて一段階で切り上げ、二段階で切り上げ+叩きつけが追加される。貯めにはそこそこ時間がかかるので注意。
特徴的なのが二段階目の叩きつけをすると最後に自爆して後ろに吹っ飛ばされる。
自爆自体にはダメージはないのだが大きく後ろに飛ぶ都合、後ろが崖だとそのまま転落死する可能性がある。ベネットを使う際は周囲に崖がないか気を付けたい。
単押し時のクールタイムが3秒と非常に短いことを生かしてバリア割りや元素エネルギー貯めに使うのが最適。
- 元素爆発『素晴らしい旅』
「全力攻撃だ!!!」
敵に叩きつけ攻撃を仕掛けると共に炎のエリアを作り出す。エリア内にいる味方は
HP70%以上……攻撃力アップ(ベネットの攻撃力を基準に計算)
HP70%未満……70%以上まで継続回復(回復量はベネットのHPを基準に計算)
といったバフ効果が得られる。エリア内のキャラには炎元素が付着するので雷元素を食らって吹っ飛ばされたりしないように注意する必要がある。
攻撃力アップは上述の通りベネットの基礎攻撃力を参照している。これはベネット自身の素の攻撃力と武器の基礎攻撃力を足した値を差しており聖遺物等で攻撃力を盛ってもその分は参照されない。
一見バフ量が少ないように見えるが、参照倍率は非常に高く、天賦と彼のレベルをきちんと上げていれば、攻撃力アップの値は800を上回る。この値は他キャラとは一線を画すバフ量である。
また、回復効果も凄まじく強力で、他キャラとは比較にならない速度でモリモリ回復するので攻撃力アップと合わせて強引に押し切る戦法もできる。
二つの効果が同時に発動できる能力から深境螺旋で非常に活躍する。
- パッシブスキル『多分安全』
モンドの探索派遣時間が-25%される。アップデートで探索に出したキャラも戦闘で使えるようになったのでどんどん探索に出してしまおう。
- 命の星座
命の星座で重要なのは
1凸……元素爆発の攻撃力アップの条件撤廃、攻撃力バフの参照倍率を+20%
5凸……元素爆発の天賦レベル+3
6凸……元素爆発エリア内の近接武器キャラの通常攻撃を炎元素にする&炎ダメージ+15%
の3つ。このうち1凸はかなり効果が大きいので確実にしたい。6凸効果は実際にはかなり悩み所で、物理偏重キャラの火力を下げてしまうという重雲と同じ悩みを抱えている。そのため現状では5凸で止めるという選択肢が存在する珍しいキャラでもある。
- 相性の良いキャラ
上述の元素爆発の強力さと汎用性の高さと元素スキルの取り回しのしやすさから6凸さえしなければどのキャラとも基本的には相性が良い。というより火力補助・火元素の着火役・元素粒子の生成・回復を彼1人で担えてしまう為、パーティーに彼がいるだけで編成の自由度はかなり上がる。
逆に6凸をした場合、近接アタッカーに炎元素が付与される為、ディルックのような炎元素攻撃を基本とした近接キャラとの組み合わせは抜群に良い。そもそも炎元素が付与されないクレーやタルタリヤ等の法器・弓アタッカーを採用する場合は5凸の時とほぼ変わらない使用感で運用することができる。
中には刻晴に炎元素バフを乗せて擬似的な炎アタッカーにする猛者もいる。
余談
名前、主役級のキャラの噛ませっぽい性能などから某映画の悪役関連のネタがよく見られる。なお性格は似ても似つかないので注意。
ベネットの出自は謎に包まれており、赤子の時に前人未踏の絶境の最奥でモンドの冒険者に拾われた。その為ベネットは自身を拾ってくれた冒険者や、その冒険者の死後代わる代わる彼を育ててくれた独身の冒険者達を「オヤジたち」と呼び慕っている。冒険以外の時間は高齢となったオヤジたちの生活の世話をしているとのこと。
キャラストーリーやボイスを開放していくと彼がいかに周囲の人間との絆や繋がりを大切にしているかが分かる。プロフィールストーリー「絆創膏」は必見。