概要
声:林玉緒
『どろろんぱっ!』のキャラクター。作中では周りから「アンジー」と呼ばれている。
…というか「アンジー」が本名であり「御使安爺」は単なる宛字(もっとぶっちゃければ偽名)である。(御使とは天使の事で自らの身の上を名として名乗っているだけ)
とはいえpixivでは同名キャラのイラストとの区別(棲み分け)の必要性から「偽名ではあるがいちおうは本人が名乗ったから」という理由で「御使安爺」が使われる……自業自得といえばそうなのだが不憫でもあるかもしれない。(本来、純粋にタグを作るなら「アンジー(どろろんぱっ!)」が正しいのだろうが…)
下級天使。大天使ミカエルに仕えていて、人間界で死んだ者を霊界に連れて行くのが主な仕事。小町の担当なのだが、小町を成仏させられないでいるため、「のーなし天使」と呼ばれることしばしば。
真面目で頼りない性格だが、腹黒い一面も持っていて、怒ったり、心の中の黒い感情が爆発するなどして堕天使化したときはガラが悪くなる。
上司のミカエルに憧れていて、いつか出世してミカエルと同じ大天使になることが夢。
小町を天国に連れていくために、あんこが持つ数珠と同じものを貰おうと、大福寺藻奈寛に頼み込んだところ、大福寺で小坊主として修行することになり、天使業と寺の修行を掛け持ちしている。
藻奈寛のことを、腹黒化したときに「クソジジイ」「クソ坊主」呼ばわりしたりした場面もあったが、師弟関係は良好。異動でいったん天界に戻されたアンジーが帰ってきたときは藻奈寛と抱き合って喜んでいたり、アンジーが正式に天界に帰るときには藻奈寛から別れの餞別として数珠(アクセサリーみたいな小さなもの)を渡されて感涙していた。
原作の終盤では、小町を好きにさせておけというミカエルの命令で天国に帰る。しかし、「恐怖の大王」の登場と「人間界の最後」を予言したミカエルが、地球を引っ越して見切ろうとするのを知り(天使たちが管理しなくても魂の輪廻転生はなされるため)、大事な友達を見捨てられないと一人でも地球に残ると訴える。その優しい心根をミカエルに認められ、正式に上級天使に昇格した。
その後、「恐怖の大王」が転生した小町だと知って、ミカエルに「こんなことなら転生させないほうがよかったんじゃ…」とツッコミを入れていた。