孫氏
そんし
孫氏とは、中国の三国時代の呉に仕えた名将、陸遜の妻で陸抗の母である。メイン画像はCygamesのアプリ、三国志パズル大戦の孫氏である。
概要
孫氏は中国の三国時代の呉に仕えた陸遜の妻で、陸抗の母である。また、呉の初代皇帝・孫権の姪(孫策の娘)である。資料や記録が少なく、諱や字は不明であり、生没年もはっきりとは分かっていない。
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彼女について
演義での記述はない。
正史では、陸遜が孫権に仕えるようになると、孫権の命で陸遜の妻となった(おそらくは216～217年あたり)。
孫策が江東に進出した際、「呉の四姓」のひとつ・陸家の陸康を討ったため、孫策と陸遜の一族は敵対関係となっていた。陸遜が孫権に出仕し、孫氏を妻に迎えたことは両家の和解を象徴する出来事だった。しかし、その後も孫権と呉の重臣たちとの対立は続き、孫権の後継者問題に巻き込まれて不幸にも陸遜は彼女と子らを残し、憤死してしまう。
不明な点
彼女の母は大喬である説があるが、事実は不明。だが、大喬の娘とされている作品も存在する。
前述の通り、生没年も不明。だが、父・孫策は200年に死亡していることから、遅くとも201年には生まれているだろう。
別名・表記ゆれ
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