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呉の雪風佐世保の時雨

くれのゆきかぜさせぼのしぐれ

第二次大戦における日本海軍の武勲艦『雪風』『時雨』を並び称した言葉。転じて、pixivでは「艦隊これくしょん」におけるその2隻の擬人化キャラクターのコンビタグないしカップリングタグ。

概要

史実において直接関わったことはほとんどないものの、どちらも激戦を生き延びてきた武勲艦であり、その武勲を讃えられ、そう称されている(なお、時雨は佐世保ではなく浦賀出身であり、佐世保出身なのは雪風である)。

ゲーム中でも高い運値と回避値を持ち(時雨は改二を要するが)、『昼間砲撃戦を回避で凌ぎ、雷撃戦・夜戦で本領を発揮する』という駆逐艦の役割に適った能力値となっている。

特に夜戦マップでは、70~80%に達するカットイン発動率の高さから、スペック以上の大火力・命中率が期待できるため非常に強力。

また似た経歴を持ちながらも、幼く屈託のない雪風と、(駆逐艦としては)成熟して落ち着いた雰囲気のある時雨、という対照的な雰囲気の二人でもある。

なおこの二人にはもう一つ別な史実でのあだ名として「時雨は飲兵衛、雪風は助兵衛というのも有ったりする。これは搭乗員たちの性格を指したもので、休暇の際に時雨の乗員は酒宴に浮かれ、雪風の乗員は女性と過ごす時間に当てていた者が多かったことに由来するらしい。

なお類似タグとしては、(使用例は少ないが)「雪時雨」もある。

時雨のように降ったりやんだりする雪のことを指す言葉だが、古くからある言葉ではなく、近年になって作られた言葉であるようだ。

公式での扱い

なお、公式4コマにて両者(両艦?)が共同で制作した掛け軸が「呉の雪風佐世保の時雨」となっていたが、これを見た満潮からは「周りの運を吸い取りそうな掛け軸ね」と黒い視線を向けられていた。

アニメ第2期第2弾PV内では第1弾PVからメインキャラと目されていた時雨の他に雪風もメインキャラとして並び立っており、ローマ字で「KURE NO YUKIKAZE」「SASEBO NO SHIGURE」とのキーワードも登場している。

また、『佐世保の時雨』は時雨のキャラソンのタイトルに抜擢されており、『呉の雪風』も雪風のキャラソンのタイトルになるのでは?という推測する声もある。