概要
金で作られている硬貨の事であり銅貨、銀貨などと比べて高い価値を有する硬貨である。
銀貨、銅貨にも言える事であるが現代では通貨というものが国々によって存在し、
紙幣というものが高額な通貨として流通しており硬貨はあまり高い価値を持っていないことが多い。
如かしながら昔は通貨といえば金貨、銀貨、銅貨などのように硬貨を用いるのが普通であった。
この理由としては異なる国では紙幣というものが紙屑同然となる事が多い為である。
一方で硬貨は元々金属で作られているため喩え他国のものであっても鋳つぶせば金属として価値を有する為、
別の国のものであっても相応の価値があったわけである。
現在でもインフレなどで紙幣が紙屑同然になる事が多いのを見れば上の例は納得出来ると思う。
銀の精練方法が発見されるまでは金貨は銀貨よりも価値が低かったが、
銀の精練方法が発見された後は金貨の方が価値が高くなり今ではかなり差が開いた、といえよう。
日々金の値段は変動しているが金はおよそ1gで3000円近くする為、
数gの金貨であったとしても純金であれば数万という価値になる事になる。
しかしながら金は純正であれば柔らかいため流通に不便であるため
大体の場合は銀や銅などが10%ほど混ぜられることになる。
現代では金貨というものが製造される場合は極めて特殊な例であることが多く
金貨という価値の高い物の性質上本来の価値より高い金額で販売し低い額面であることが多い。
ファンタジーなどでは現役でよく登場する事が多い。
一応銀との価値の差を考えるなら金貨1枚=銀貨10枚程度で設定するとバランスが良くなる。