概要
原虎胤は1597年に下総国の千葉氏の重臣(原氏は事実上の主家を乗っ取っている)の長男あるいは次男として産まれる。幼名は平三とされる。
この16世紀の房総半島は様々な豪族や大名が抗争を繰り広げており、千葉氏や原氏と敵対する、真里谷武田氏や子弓公方の足利義明が伊勢宗瑞の援助を受けて優勢に立ち、原氏も1517年に居城が落城したことにより、没落する。
虎胤は諸国を放浪していたが、甲斐国に立ち寄った際に武田信虎に仕官する。
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