概要。
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC1巻収録「かげがり」。
はさみ型の道具で、これを使用すると人間の影を切り取ることが出来る。切り取られた影は独りでに動き出し、30分間だけ本人の代わりに働いてくれる(ただし声を発することは出来ない)。
ただし30分以上経過してしまうと、影が徐々に知恵をつけていき、言葉を話すようになる。そこから更に時間が経過すると影の姿が本人に近付いていき、本人に反抗するようになる。それだけでなく本人の方が徐々に影へと変化していき、2時間経過すると影と本人が入れ替わってしまう。
上記の名称は水田わさび版アニメにて設定されたもので、原作版での名称は不明。
関連道具
- かげとりもち
とりもち型のひみつ道具。
「かげきりばさみ」を使用して切り取った影は素手で掴むことが出来ない為、この道具を使用して捕まえなければならない。
- 影ぼうしフラッシュ
ボール型のひみつ道具。上記の「かげきりばさみ」の完全上位互換。
このボールを放り上げると発光し、使用者の影を30分間実体化させることが出来る。影は命令通りに動いてくれる上に、30分経過すると自動的に消滅する為、使用者が影に反逆される心配もない。
また、この道具を使用する際に出来上がった影が巨大だった場合、実体化する影も巨大な姿になる。